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日本の福島県郡山市にある和菓子メーカー ウィキペディアから
福島県を代表する老舗和菓子屋であり、日本三大饅頭である「薄皮饅頭」の製造販売で有名。他にも、檸檬(れも)、トロア、胡桃、くるみゆべしもちずり、花ことばなど様々な和菓子を製造販売している。また、ケーキやシュークリームなどの洋菓子も製造販売している(※一部店舗では販売していない)。
一部の店舗で薄皮饅頭手づくり体験(要予約)が可能。また、1月を除く毎月1日の朝茶会(柏屋本店2F)や毎年4月のまんじゅう祭り(開成柏屋裏の萬寿神社)などのイベント、児童詩集「青い窓」発行などの文化活動も行なっている。
柏屋の当主は代々本名善兵衛(ほんな ぜんべえ)を名乗る[6]。本名家には200近くの家訓が伝わっており、その中のひとつに「代々初代」がある[7]。
昭和30年代、4代目善兵衛は趣味の手品の技術を応用してあんを皮で包む機械のアイデアを発案した[2]。レオン自動機の林虎彦のアイデアと結びつき、1963年に世界初の自動包あん機が完成した[6]。
うすかわくんは、柏屋の公式キャラクターで、顔が薄皮饅頭の形(楕円形)をした妖精の男の子である。正式名称は「2代目うすかわくんJAPAN」で、柏屋の創業165周年を記念して誕生したキャラクターである。生年月日は1852年7月1日で現在171歳だが、165歳の時点で人間の年齢に換算すると5歳くらいであり、妖精の世界ではまだまだ駆け出しである。特技はダンスで「うすかわまんじゅうのうた。」に合わせて踊っている。「薄皮小まんじゅうこしあん」には、パッケージに彼が描かれたタイプも存在する。初代の「うすかわくんじゃんけん」は2代目と異なり、四角い顔に黒目のやや強面で痩せていた。
2016年4月16日、第1回日本三大まんじゅうサミットが福島で開催され[5][8]、柏屋と大手まんぢゅうの大手饅頭伊部屋(岡山市)、志ほせ饅頭の塩瀬総本家(東京)が参加した[5]。開催のきっかけは、3社の商品が書籍で「日本三大まんじゅう」と評されたことだった[8]。第1回サミットでは「日本三大まんじゅう宣言」が採択された[5]。同年9月28日、東京・塩瀬総本家で第2回サミットが開催された[5][9]。2017年10月13日、岡山市内で第3回サミットが開催された[8]。
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