東京湾横断道路サービス
東京湾アクアラインの料金収受、PAの清掃、バスの運行を行う企業 ウィキペディアから
株式会社東京湾横断道路サービス(とうきょうわんおうだんどうろサービス)は、千葉県木更津市に本社を置く、東京湾アクアラインの関連業務を行う会社。かつては乗合バス事業も行っていた。
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いすゞ・ガーラ
PKG-RU1ESAJ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/da/Tokyobayservice-20070607.jpg/640px-Tokyobayservice-20070607.jpg)
KC-MS829P
概要
かつてはマリンエキスプレスが、神奈川県川崎市と千葉県木更津市の間でフェリー(木更津航路)を運航していたが、1997年の東京湾アクアライン開通によりフェリー航路を廃止することとなったため、同年にフェリー従業員の雇用確保の受け皿として「株式会社東京ベイサービス」の社名で設立された会社である。2021年4月1日付けで現社名に改称した。
→「東京湾アクアライン § 高速バス」も参照
木更津金田TB・海ほたるPAでの料金収受業務、海ほたるPAでの清掃業務、木更津駅前 - 海ほたるPA間の従業員送迎バスの運行業務を行っている。2024年5月31日までは乗合バス事業も行っていた[1]。
本社・営業所
共同運行による運賃収入は、運賃プール制により参加会社に分配されるため、自社による乗車券の発売は行っていない。
高速バス
- 川崎駅 - 木更津駅(東京湾アクアライン経由)
- 川崎鶴見臨港バス・日東交通・小湊鉄道と共同運行。
- かつては川崎市交通局(川崎市バス塩浜営業所が担当)も共同運行に参加していたが、2004年3月に撤退している。
- 京浜急行バスもかつては共同運行に参加していたが、2019年3月に撤退している。
- 当路線の他社便ではPASMO・Suicaなどの交通系ICカードが利用できるが、東京湾横断道路サービスの担当便では利用できなかった。
- 2023年より、三井住友カードによる協力で導入されたVisaのタッチ決済、千葉銀行などによる協力で導入されたJCBのタッチ決済・アメリカン・エキスプレスのタッチ決済に関しては、東京湾横断道路サービスの担当便を含む川崎木更津線の運行バス会社4社の全便で利用可能[2][3]。
- 川崎鶴見臨港バス・日東交通・小湊鉄道と共同運行。
1999年6月に開業した川崎駅 - 袖ケ浦駅線は、不振のため2002年10月限りで廃止された。
2024年5月31日を最後に自社による運行を終了、撤退した[1]。
車両
1997年の開業時は1台で賄っていたが、1998年の増発時に1台増車。1999年に予備車を増車、2007年にいすゞ・ガーラを増車し、計4台が木更津営業所に配置された。2013年と2014年に三菱ふそう・エアロエースを1台ずつ導入している。
- 1997年・1998年に投入された車両(2台)
- 三菱KC-MS829P(富士重工業製7HD車体)
- 袖ヶ浦22か691、袖ヶ浦22か692
- 1999年に投入された車両(1台)
- 三菱KC-MS829P(純正車体、三菱エアロバス)
- 袖ヶ浦22か732
- 2007年に投入された車両(1台)
- いすゞ・ガーラ(J-BUS製、PKG-RU1ESAJ)
- 袖ヶ浦200か670
- 2013年・2014年に投入された車両(2台)
- 三菱ふそう・エアロエース(QRG-MS96VP)
- 袖ヶ浦200か1057、袖ヶ浦200か1113
脚注・出典
関連項目
外部リンク
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