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木村 今朝三(きむら けさぞう、1903年4月10日 - 1971年7月20日)は大相撲の三役格行司の一人である。三役格としての在位期間は1942年1月から1958年1月。10代錦島。本名は北原 袈裟三。
長野県北安曇郡池田町で誕生。満5歳で木村銀治郎に弟子入りし、「木村今朝三」の名で初土俵を踏んだ。軍配裁きには定評があり、1922年(大正11年)1月「木村袈裟三」に改名。1923年(大正12年)1月、満19歳の若さで十両格に昇進。1924年(大正13年)5月に再び「木村今朝三」に戻した。1933年(昭和8年)1月幕内格に昇進、1942年(昭和17年)1月三役格に昇進した。
1956年(昭和31年)5月に9代錦島(元幕内・大蛇山)が死去したことから、木村今朝三が10代目を襲名し錦島部屋を継承。行司と兼務したが、その直後に二枚鑑札が廃止されて年寄専任の道を選んだ[1]。
これがなければ25代庄之助になっていたと思われる[2]。
部屋を継承したものの、その勢力は徐々に衰え、1964年(昭和39年)に部屋を閉じ、時津風部屋に合流し、自身は同部屋付きの年寄となった。同年、日本相撲協会理事に就任、理事を4年務めた後、1968年(昭和43年)4月に定年となり、その3年後の1971年(昭和46年)7月20日に心筋梗塞で死去した。
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