木下幹也
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木下 幹也(きのした もとや、2002年5月1日 - )は、東京都練馬区出身のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。読売ジャイアンツ所属。
経歴
要約
視点
プロ入り前
幼稚園に入る前に野球を始めた[2]。小学生時代はジャイアンツアカデミーに所属し[3]、山田真介の指導を受ける[4]。6年時にはジャイアンツJr.に選出された[5]。練馬区立開進第三中学校[2]時代は世田谷西リトルシニアのエースとして、日本リトルシニア日本選手権に優勝しMVPを獲得している[6]。
横浜高等学校では1年夏の県大会で公式戦デビュー[7]。1年秋は背番号10で関東大会に出場しベスト8[7]。2年春には第91回選抜高等学校野球大会に出場[8]。3年時は松本隆之介と二枚看板で背番号1を交互に背負いチームを支えたが、夏の神奈川県独自大会は準々決勝で敗退した[9]。同期は後にプロに進んだ選手が多く、松本隆之介、津田啓史、度会隆輝、庄子雄大がいる。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、読売ジャイアンツから育成ドラフト4位で指名を受け、11月26日に支度金300万円、年俸360万円(金額は推定)で仮契約を結んだ[10]。背番号は018。ジャイアンツアカデミー出身者の巨人入りは初となる[3]。
巨人時代
2021年は、6月11日の二軍公式戦(イースタン・リーグ)東北楽天戦に先発し、5回を7安打2失点に抑えて二軍初勝利を飾った[5]。二軍での登板はこの1試合のみであったが[2]、三軍戦は21試合(58回1/3)に登板して7勝1敗1セーブ、防御率1.70、59奪三振という成績を残した[11]。
2022年は、二軍公式戦14試合(うち先発10試合)に登板し3勝5敗、防御率4.73[12]、三軍戦は5試合(17回)に登板して1勝2セーブ、防御率1.59[13]。
2023年は、二軍公式戦1試合(4回)に登板し、0勝0敗・防御率6.75の成績だった[14]。
2024年は、7月までに巨人・二軍公式戦2試合(4回)に登板し0勝1敗0セーブ 防御率4.50の成績を残した[15]。三軍戦は9試合に登板して4勝0敗、防御率0.78[16]。7月17日に「ファーム・リーグ参加球団規程」に基づきくふうハヤテベンチャーズ静岡(ウエスタン・リーグ参加球団)に派遣されることが発表された。オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブを含めて、参加球団への選手派遣は初めての事例である。期間は7月22日から二軍ペナントレース終了までで、くふうハヤテでの背番号は30[17][18]。くふうハヤテでは先発投手として起用され、派遣後5試合目の先発となった9月11日の広島戦では、9回を94球、無失点で投げ切り、チームでは2人目となる完封勝利を挙げるなど[19]、くふうハヤテ・二軍公式戦8試合(42回)に登板し2勝2敗0セーブ 防御率1.29の成績を残した[20]。本格的に投じた新球種のワンシームには「相手が嫌がる様子が見られ手応え」を感じ、派遣後に「(自分の想定よりも)長いイニングを投げられて自信になった」と答えた[21]。
選手としての特徴・人物
185cmの長身から繰り出される最速147km/hの直球と、カーブ、スライダー、カットボール、スプリット、チェンジアップなどを操る[10]。
中学1年生時、その年のオールスターゲーム第1戦の始球式に、ジャイアンツJr.の一員として参加した[4]。
詳細情報
背番号
- 018(2021年 - )
- 30(2024年)※くふうハヤテベンチャーズ静岡での背番号
登場曲
- 『おかん〜yet〜』ベリーグッドマン(2023年)
- 『雑草』ベリーグッドマン(2024年 - )
脚注
関連項目
外部リンク
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