暗黒街撃滅命令

1961年公開のアクション映画 ウィキペディアから

暗黒街撃滅命令』(あんこくがいげきめつめいれい)は、1961年公開のアクション映画

概要 暗黒街撃滅命令, 監督 ...
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「暗黒街」シリーズの第5作である。

監督は「有難や三度笠」の福田純脚本は「野獣の門」の小川英。福田とコンビを組む内海正治撮影した。

ストーリー

外村建設と矢坂組の勢力がくすぶっている地方都市戸崎。1億5000万円の競輪の売り上げが強奪されるという事件が発生した。

唯一の決め手は、犯行に使用されたイタリア製拳銃のベレッタだけだった。矢坂組のアジト「ロジータ」にはクロークの娘陽子をからかう矢坂の手下を殴り倒した次郎という男がいた。

次郎の正体は秘密捜査官の原田刑事。潜入のため自分を矢坂組に売り込んだ。次郎を懐疑の目で見る用心棒の由利。

次郎は八坂組には事件の鍵を握る銃はないと見て野村建設に忍び込んだ。しかしここにも探す銃はなかった。

ある夜、次郎は殿村の子分村田からベレッタで銃撃される。次郎は村田の薬が切れたおかげでかろうじて命拾いした。矢坂は次郎を疑って監禁した。しかし次郎は村田を探して部屋から脱出した。

次郎の体から摘出された弾丸は強盗事件の弾丸と一致した。次郎は隠れ家のヌードスタジオに戻った。そこには由利の恋人である踊り子の夏美が待っていた。

そこに村田と矢坂が現れ銃撃戦が繰り広げられた。村田は矢坂の流れ弾に倒れた。

次郎は虫の息となった村田からすべてを知った。殿村の子分とは表向きで、実際には矢坂の子分だった。強奪事件の黒幕は矢坂組だった。

奪われた1億5000万円の札束はスタジオの通風口に隠されていた。それを知った次郎だが矢坂は洋子を人質に取った。そこに用心棒の由利がやってた。由利は次郎の前歴を洗っていた。由利の跋は警官にやられたものだ。憎悪に燃える由利の目。

しかしその時、殿村組が殴り込んできた。矢坂は殿村に倒され、その外村は由利に倒された。次郎と連絡を取っていた神谷刑事の一隊も飛び込んだ。

こうして一味全員が逮捕された。

スタッフ

キャスト

同時上映

『野獣の門』『有難や三度笠』

外部リンク

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