早来町
かつて日本の北海道勇払郡にあった町 ウィキペディアから
かつて日本の北海道勇払郡にあった町 ウィキペディアから
早来町(はやきたちょう)は、北海道道央圏、胆振支庁管内勇払郡にあった町。
胆振支庁管内東部にある。南東は遠浅川で苫小牧市と限られ、北東は千歳市、北は追分町、南西は厚真町に接する。勇払平野に続く丘陵上にあるが、太平洋に近く海洋性の気候を持ち、一年を通して温暖で、雪も少ない。
町の中央を安平川が南流し、早来駅を中心とする市街地もこのそばにある。
1894年に早来駅が開業して以来、支安平川流域を中心に入植が行われた。周辺の人口も増え、苫小牧戸長役場の管轄では不便であることから、1900年に勇払村の一部(現在の早来町)と植苗村の一部(現在の追分町)を合わせて、安平(あびら)戸長役場を置いたのが町のはじまりである。追分が鉄道の分岐点で商工業の中心であったのに対し、早来は農業を中心に発展した。南部の遠浅地区には牧場が作られ、昭和初期に滝川からの入植者によって本格的に始められた酪農は大きく発展した。
そもそも安平村設置の時から役場の場所などを巡って対立のあった追分と早来であったが、1952年に追分高校設置案が議会で否決されたことで亀裂は決定的となり、追分村が分村した。しかし2004年4月、早来町と追分町は法定合併協議会を設置し、再合併に向け協議を続けてきた結果、両町は合併で合意し、2006年3月27日に新設合併して安平町(あびらちょう)とすることが決まった。
実施後 | 実施前 |
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字大町 | 字早来市街予定地の全部と字早来、勇払、アビラ、ニタツポロ、(国有鉄道用地)の各一部 |
字栄町 | 字早来、下アビラ、アビラ、(国有地、国有鉄道用地)の各一部 |
字北町 | 字アビラ、湯の沢、安平、早来、アヒラの各一部 |
字安平 | 字安平市街、安平市街地、安平市街予定地、安平市街予定地本通、同一番~七番、同九番~一〇番、同一二番、同一三番、同一七番、同一九番、同二一番~二四番、安平市街予定地本通二五番~二六番、同二八番~三四番、安平市街予定地南一号五番、同一一番、同四三番、安平市街予定地北一号二番、同一四番、同一九番、同二○番、同二二番、同三○番、同三六番、同四六番、安平市街予定地北二号二三番、同三一番、同四一番、安平市街予定地北三号三一番、上安平、上アビラ、上アビラ原野、上安平原野、上アラビラ原野、上アラビラ、中安平、中アビラ、アツケシユンベの全部と、字安平、支安平、シアビラ、シアヒラ、アビラ、勇払、(国有地、国有鉄道用地)の各一部 |
字遠浅 | 字遠浅市街、遠浅市街地、遠浅市街地予定区画本通二番、遠浅市街地予定地本通、同一番三番五番、同六番、同七番、同一○番、同一五番、同一七番、遠浅市街地予定地南一号、遠浅市街地予定北一号、同二番、同一二番、同一七番、同一九番、遠浅市街地予定北二号三番、遠浅市街地予定北三号一○番、同一三番、同一七番の全部と、字遠浅、トアサ、遠浅市街地予定地、アビラ、下安平、下アビラ、フモンケ、(国有地、国有鉄道用地)の各一部 |
字瑞穂 | 字シアピラ、シユンベの全部と、字支安平、シアビラ、シアヒラ、ニタツポロ、(国有地)の各一部 |
字緑丘 | 字支安平、シアビラ、シアヒラ、仁達幌、ニタツポロの各一部 |
字守田 | 字ニタツポロの一部 |
字東早来 | 字安平、アビラ、アヒラ、下安平、シアビラ、遠浅市街地予定地、早来、ニタツポロ、仁達幌、(国有地)の各一部 |
字北進 | 字早来、仁達幌、ニタツポロ、(国有地)の各一部 |
字新栄 | 字安平、アビラ、アヒラ、下アビラ、下安平、早来、フモンケ、湯の沢、(国有地、国有鉄道用地)の各一部 |
字源武 | 字ニナルカの全部と、字安平、アビラ、下安平、下アビラ、早来、遠浅、(国有地)の各一部 |
字富岡 | 字追分の全部と、字安平、アヒラ、シアビラ、早来、フモンケ、トアサ、(国有地)の各一部 |
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