日本GE株式会社(にほんジーイー)は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の日本法人。日本におけるGEの本社機能を持ち、かつては法人金融や不動産ビジネスなどの事業を手掛けた。
本社のある赤坂パークビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒107-6115 東京都港区赤坂5丁目2-20 赤坂パークビル |
設立 | 1999年9月 |
法人番号 | 9010401077495 |
事業内容 | 日本でのGEの事業統括・法人金融・不動産ビジネス |
代表者 |
浅井 英里子(代表取締役社長兼CEO) 安渕 聖司(代表取締役GEキャピタル社長兼CEO) フランソワ・トラウシュ(代表取締役GEリアル・エステート社長兼CEO) |
資本金 | 300億円(2013年12月末現在) |
従業員数 | 1,320名(2015年12月末現在) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | ゼネラル・エレクトリック 100% |
外部リンク | https://www.ge.com/jp/ |
概要
日本におけるGE関連法人の親会社、GEジャパン・ホールディングス株式会社として発足し、2008年に日本GEに改称した。2009年1月には不動産ビジネスを展開していたGEリアル・エステート株式会社と合併。さらに2010年1月には法人金融を手掛けるGEフィナンシャルサービス株式会社と合併した。
事業部門として、本社機能として事業統括を行う「GEコーポレート」、法人金融事業を行う「GEキャピタル」、不動産ビジネスを行う「GEリアル・エステート」が置かれている。
沿革
統合された法人
2008年以降、日本におけるGEの金融サービス事業は、段階的に日本GEに集約された。かつて存在した主な法人は以下のとおり。
- GEフィナンシャルサービス株式会社(法人向け総合金融、日本GEと合併)
- GEリアル・エステート株式会社(不動産ビジネス、日本GEと合併)
- GEキャピタルリーシング株式会社(法人向け金融、上記GEフィナンシャルサービスに改称し事業統合)
- GEフリートサービス合同会社(自動車リース・管理、GEフィナンシャルサービスと合併)
- GE三洋クレジット株式会社(小口リース・特定業界向けファイナンス、GEフィナンシャルサービスと合併)
- GEコマーシャルレンディング・ジャパン株式会社(法人向け融資、GEフィナンシャルサービスと統合)
法人向けリースおよび融資事業の売却
2015年12月15日、三井住友フィナンシャルグループは、米GEから日本のリース事業を約5750億円で買収すると正式発表した。これを受け日本GE株式会社は企業向けリースおよび金融事業の会社分割が進められた。2016年3月1日、コーポレート等関連事業を「GE株式会社」、法人向けリース・融資事業を除くキャピタル関連事業を「GEキャピタル・アセット・ファイナンス合同会社」に会社分割を実施し、売却対象は日本GE合同会社に集約された[1]。そして日本GE合同会社は同年4月に三井住友ファイナンス&リースの完全子会社となりGE傘下でなくなった[2]。
残ったGE株式会社は2016年4月1日、GEジャパン株式会社と社名を変更した[1]。
日本での主な関連会社
- GEコーポレート事業部門
- GEジャパン株式会社
- GEテクノロジー・インフラストラクチャ事業部門
- 日本ジーイー・エンジンサービス株式会社(全日本空輸・IHIとの合弁)
- ジーイー・エンジンサービス・ディストリビューション・ジャパン株式会社
- GEヘルスケア・ジャパン株式会社(横河電機との合弁)
- 日本メジフィジックス株式会社(住友化学との合弁)
- GEセンシング・ジャパン株式会社
- GEインスペクション・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
- GEファナック・インテリジェント・プラットホームス株式会社
- GEエナジー事業部門
- 東芝GEタービンサービス株式会社(東芝との合弁)
- GEエナジー・ジャパン株式会社
- 株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(東芝・日立製作所との合弁)
- GEスモールワールド株式会社
- ユアサアイオニクス株式会社(ジーエス・ユアサコーポレーションとの合弁)
- GEキャピタル事業部門
- 福銀リース株式会社
- グランド山形リース株式会社
- 株式会社エスシー倶楽部
- ジーエフアール債権回収株式会社
- ピーケーエアファイナンス・ジャパン有限会社
- ニッセンGEクレジット株式会社(ニッセンホールディングスとの合弁)
関連人物
参考文献
- 安渕聖司著『GE 世界基準の仕事術』(新潮社、2014年3月)ISBN 978-4-10-335391-1
脚注
外部リンク
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