Loading AI tools
日本の精密機器メーカー ウィキペディアから
ニデックプレシジョンは、ニデックグループの精密機器メーカーである。カメラ用シャッターで世界首位のシェアを持つ。
ニデックプレシジョン 本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
略称 | 電産コパル |
本社所在地 |
日本 〒174-8550 東京都板橋区志村2-18-10 |
設立 | 1949年5月21日 |
業種 | 精密機器 |
法人番号 | 9011401007178 |
事業内容 | 光学機器、電子機器、精密部品・金型、システム機器(センサユニット、FA機器、産業用プリンタ、工作機械、大型機工部品、画像機器) |
代表者 | 菱田正博(代表取締役社長執行役員) |
資本金 |
110億8049万8864円 (2013年3月31日現在) |
売上高 |
267億8,300万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
33億6,000万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
51億6,900万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
33億6,000万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
364億5,300万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
521億7,400万円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | ニデック |
外部リンク | https://www.nidec.com/jp/nidec-precision/ |
戦後、レンズシャッター専門メーカーとして創業。セイコー、シチズン、MSK、NKSなど国内のメーカー、海外のコンパー、プロンターなどと争った。倒産、撤退したメーカーも少なくなかったが、トップシェアを達成し、現在まで維持している。また、カメラメーカーと協力して、OEM用フォーカルプレーンシャッターのコパルスクエアを商品化。ユニット化を実現するためには容積を減らす必要があり、製造が困難な縦走りの金属幕を採用した。結果として、故障が少なく長期間に渡り高精度が維持される優れたシャッターとして評価された(基本設計を行ったのはエフシー製作所の茶谷薫重)。
現在は従来のフィルムカメラ用シャッターだけでなく、デジタルカメラ用シャッターも生産している。また、デジタルカメラの筐体金型、光学部品も設計、生産し、電気メーカーに供給している。また、これまでに培った光学、モーター、センサー、精密金型などの基礎技術を応用し、自動車、医療機器、家電、モバイル機器、デジタルカメラなどの分野で、各メーカーに製品を供給している。
シャッターと平行して、8mm映写機、ミニラボ(小規模DPE)、置時計(いわゆる「パタパタ時計」)、電子部品(トリマ、スイッチ、圧力センサなど)などの製造にも進出。電子部品は営業部門をコパル電子(現在のニデックコンポーネンツ)として独立させるほど成功したが、他の主な製品からは撤退した。一時期は富士通と資本提携し、磁気ディスク製品も生産していたが、これも撤退した。
1990年代に入り、不安定な経営状況に陥っていたが、日本電産(現・ニデック)の傘下に入り、再建を図った。その後、同社の完全子会社となった。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.