日本で一番悪い奴ら
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『日本で一番悪い奴ら』(にほんでいちばんわるいやつら)は、2016年6月25日公開の日本映画。
日本で一番悪い奴ら | |
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Twisted Justice | |
監督 | 白石和彌 |
脚本 | 池上純哉 |
原作 |
稲葉圭昭 「恥さらし ―北海道警 悪徳刑事の告白―」 |
製作 |
高橋信一 田中誠一 |
製作総指揮 |
田中正 柳迫成彦 |
出演者 |
綾野剛 YOUNG DAIS 植野行雄(デニス) 矢吹春奈 瀧内公美 田中隆三 みのすけ 中村倫也 勝矢 斎藤歩 青木崇高 木下隆行(TKO) 音尾琢真 ピエール瀧 中村獅童 |
音楽 | 安川午朗 |
主題歌 |
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama 「道なき道、反骨の。」 |
撮影 | 今井孝博 |
編集 | 加藤ひとみ |
制作会社 |
ジャンゴフィルム(制作プロダクション) フラミンゴ(企画協力) |
製作会社 | 「日本で一番悪い奴ら」製作委員会 |
配給 |
東映 日活 |
公開 | 2016年6月25日 |
上映時間 | 135分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 4億円[1] |
原作は稲葉圭昭[2]による『恥さらし ―北海道警 悪徳刑事の告白―』(講談社文庫)であり、稲葉事件をモチーフに、現役警察官による覚せい剤取引や拳銃売買、そして背景にある警察の組織的な裏金作りや不祥事、それに翻弄され没落していく道警刑事を描いた作品[3]。タイトルのみ、原作とは別に同じ事件を取材した織川隆のノンフィクション『北海道警察 日本で一番悪い奴ら』(講談社、だいわ文庫)から取っている。
主演の綾野剛は役のために体重を10キロ以上増量させ、肌を焼き顔に酒を塗って顔をむくませたという[4]。
1970年代の札幌市を舞台としているが、現在の札幌では昭和の雰囲気が出しづらいためにロケの大半は三重県の四日市市と桑名市で行われ、現地ロケはすすきのなどの一部で行われたのみである。そのため北海道にはあまり使われない瓦屋根が映らないように配慮して撮影している[5]。
出演者の音尾琢真の父親は、稲葉事件の犯人である稲葉圭昭とは同僚の関係であった。監督である白石和彌が稲葉と会った際に、音尾がかつての同僚の息子である事を伝えると、稲葉は驚いたという[6]。
諸星要一(綾野剛)は、大学時代に鍛えた柔道の腕前を買われて北海道警の刑事となった。諸星は強い正義感を持ち合わせているが、なかなかうだつが上がらない。そんな中、先輩刑事の村井(ピエール瀧)から、「刑事は点数、点数稼ぐには裏社会に飛び込み『S』(スパイ)を作れ」と教えられ、暴力団と密接な関係を持ちながら、上司からの難題を次々と解決していく。やがて、裏社会のスパイとともに悪事に手を染めていく。
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