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新潟市中央区にある国立中学校 ウィキペディアから
新潟大学附属新潟中学校(にいがただいがくふぞくにいがたちゅうがっこう、英: Niigata Junior High School attached to Niigata University)は、新潟県新潟市中央区に所在する国立新潟大学の附属中学校である。愛称は「附中」。
新潟大学附属新潟中学校 | |
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2014年9月撮影 | |
北緯37度55分31秒 東経139度01分59秒 | |
過去の名称 |
新潟県新潟師範学校附属小学校高等科 新潟第一師範学校男子部附属国民学校高等科 新潟第一師範学校男子部附属中学校 新潟大学第一師範学校附属新潟中学校 新潟大学教育学部附属新潟中学校 新潟大学教育人間科学部附属新潟中学校 新潟大学教育学部附属新潟中学校(再) |
国公私立の別 | 国立学校 |
設置者 | 国立大学法人新潟大学 |
設立年月日 | 1947年4月28日 |
開学記念日 | 6月1日[注釈 1] |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | C115110000012 |
所在地 | 〒951-8535 |
外部リンク | 新潟大学附属新潟中学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
正式名称は国立大学法人新潟大学附属新潟中学校。
新潟大学の直轄機関であり、他の多くの国立学校でも見られるように教育実習が多く、毎年研究大会が開かれており実験的な授業が行われることも少なくない。新潟市とその近隣の市町村に居住しており、登下校の時間と安全が確保できれば通学可能である。新潟市が合併し、広範囲に通学可能地域が広がったために広範囲から生徒が通学している(例:燕市、聖籠町など)。近年は、遠方(佐渡や魚沼など)から新潟市内に引っ越して受験する生徒も多い。生徒数は1学年3学級編成(定員120名)。新潟大学教育学部附属新潟小学校から内部進学した約80名と、中学受験をして進学した約40名で構成されている。
附属高校はなく、全員が外部の高校へ進学する。生徒の多くは市内の県立新潟高校へ進学し、同高校在籍生徒の出身中学校では最多である。近年は新潟明訓高校への進学者も増加している。
校舎は、日本海の近くにありピンク色であるため非常に目立っている。玄関には生徒会スローガンである「自主独立・協同」と書かれた紙を掲げている。毎年、10月には教育研究発表会が開かれ、全国から数百人の教師・学生が集まり成果を公開している。生徒の服装は自己判断の下自由とされていて、制服はなく、私服(なお、同じ新潟大教育学部附属中学でも長岡中では制服校である)。現在は、式典時や研究授業時、生徒総会等の日には式服が義務付けられている。また、私服時・式服時のどちらでも名札・校章の着用が義務付けられている。式服とは高校入試、当日に来ていける服のことを示す。具体的にはスカート丈はひざより下やワイシャツのときはネクタイなしなど。
校則は登下校時刻、授業開始時刻を守ることのみである。
<主な出典:[1]>
新潟大学附属新潟中学校は、新潟第一師範学校男子部附属中学校を前身とする中学校である。
<出典:[2]>
総合的な学習の時間にあたる「『生き方・学び方』の時間」が教科として設けられていて、生徒一人ひとりの資力・能力を高めるために創造的な授業が行われている[3]。
附属新潟中学校の授業内容は教育方針に沿い、生徒に考えさせる授業とし、話し合いをもつ授業を多く取り入れている。教師はスカウト方式で採用している。そのため、卒業生が本校の教諭として着任するということもめずらしくはない。新潟大学教育学部の学生を教育実習生として多く受け入れている他、新潟大学を卒業したばかりの人を講師(担任ではなく副担任となる)として受け入れ、1年後他校に異動し、教師となる。(まれに2年以上在籍することもある)
MT(モーニングテスト)を実施している。基礎の定着を測るためのテストで、朝学活前に10分間(2022年度から8分間だったのが10分間へ延長)の時間を使用して行っている。本テストでは遅刻者・欠席者ともに再テストは実施されない(2023年度より再テストの実施を無くした)。教科は5教科で年間各9回ずつである。結果はA、B、Cの三段階で評価される。
BT(ベーシックテスト)を実施している。MTの内容が全て頭に入っているかどうかを測るためのテストで、各教科学期に一回、国数理社英の五教科のBTを一日でおわらせる。結果は各単元ごとにA、B、Cの三段階で評価される。基本的にMTと同じような問題(知識・技能)が出題されるのに加えて、BTでは思考判断の問題も出題される。各学期の評価は、各単元MTとBTの良かった方をとられるので、例えばある単元でMTでAをとりBTでCだったとしてもその単元はA評価になる。
読解力が低下していることに伴い、1・3年生を対象に読解力を向上させるための授業を行っていた(2006年度)。
基礎的事項を修得させるために行っている。読解力を応用と位置づけた際の基礎的部分の学習であり、読解力と比較すると多少劣る面もあるが、国際学力を身につけさせるという方針を引き継いでいる(2007年度)。
他の一般的な中学校でいう、いわゆる委員会に当たる。
2013年度生徒会の改正により無所属になる生徒はいなくなった。
定員は男女合計120名であり、新潟大学教育学部附属新潟小学校からの内部進学者(約80人)も含まれる。毎年12月に入学試験が行われる。
通学域は新潟市および新潟市に隣接する市町村から徒歩または公共の交通機関で通学できる範囲に在住している者となるが、合格決定後にその地域に移転するという条件でも受験可能なので、実質志願者の在住地域は問われないといえる。
別途帰国子女の入学試験も夏に実施している。
JR各路線または新潟交通のバスを利用する。生徒も同様に公共交通機関・徒歩で通学している。自転車での通学は禁止されている。また、学校では基本的に車での来校を許可していない。校門前に「附属学校前」というバス停があり、新潟駅行きのバスが利用可能。
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