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水戸市及びその周辺市町村には「水戸八景」という水戸藩第9第藩主徳川斉昭が定めた景勝地が伝えられている。この水戸八景にちなみ、現代の水戸市から八景を選ぼうとの企画で生まれたのが新水戸八景である。選定箇所は以下の通りで、市民からの公募意見が決定に大きな割合を持っている[1][2]。
場所は三の丸1、2、3丁目。藩校「弘道館」と水戸城の壕跡が水戸藩の歴史を感じさせる界隈である。近年では域内の水戸市立三の丸小学校や水戸市立第二中学校が城内を思わせる風格ある景観に改修され、より趣きが増している[3]。2月~3月には弘道館公園の梅、4月には壕の上に植えられた桜が楽しめる[4]。
場所は常磐町、千波町、見川1丁目。 梅、萩等四季折々の花が楽しめる偕楽園公園と、そこから望む千波湖は斉昭の時代から続く景勝地である。のみならず、湖畔には散歩やジョギングをする市民が多く集い、また、湖に住む白鳥と間近に戯れることができる市民の憩いの場でもある。
場所は五軒町2丁目。 音楽、美術、演劇の発信地である水戸芸術館は、また街中のオアシスとして芝生広場での休憩等で親しまれている。夏には広場の噴水(カスケード)で水遊びする子供でにぎわう。空にクネクネと伸びる銀色のアートタワーは夜間ライトアップされ、芸術的な装いをより高める[7]。
場所は大塚町。 大塚池は白鳥の飛来地として有名である。冬には白鳥の優雅な姿を目にすることができる[11]。
水戸市は市内居住者または市内通勤・通学者より、以下の38カ所の候補地の中からまたは候補地以外でも「新水戸八景」にふさわしいと思う場所を1人8カ所まであげてもらう公募を1995年11月1日から12月11日の期間で実施した[12]。結果、6,629通の応募があり、その応募を元に水戸市観光審議会が審議した。重複地域については範囲を広げて一つの選定地とするなどして、1996年3月8日に新水戸八景が発表された[1]。
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