キューライス(Q rais、1985年3月7日 - )は、栃木県宇都宮市出身の日本の漫画家、イラストレーター、アニメーター。本名は坂元 友介(さかもと ゆうすけ)。
キューライス | |
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本名 | 坂元友介 |
生誕 |
1985年3月7日 日本・栃木県宇都宮市 |
職業 |
漫画家 イラストレーター アニメーター |
称号 | 修士(造形)東京造形大学大学院 |
活動期間 | 2014年 - |
受賞 |
デジスタ・アウォード2004映像部門グランプリ 第6回ユーリ・ノルシュテイン大賞最優秀賞・観客賞 第2回吉祥寺アニメーション映画祭グランプリ 第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品 第16回広島国際アニメーションフェスティバル優秀賞 第19回 Digicon6 ASIA Awards グランプリ |
公式サイト | キューライス記 |
東京造形大学デザイン学科アニメーション専攻領域卒業[1]。東京造形大学大学院造形研究科デザイン研究領域修了。 キューライスという名前は落語「死神」の呪文、「アジャラカモクレン、キューライス、テケレッツのパー」が由来となっている[2]。
経歴
高校生の頃から独学で短編アニメーションを作り始め、東京造形大学に入学。同大学院修了後、東北新社企画演出部入社。現在はフリーランスとして漫画、イラスト、演出、アニメーション制作を手掛ける。
人物
作品
漫画
- ネコノヒー(2015年 - 、Web上掲載 / KADOKAWA、既刊5巻)
- スキウサギ(2015年 - 、Web上掲載 / 「ヤングチャンピオン」2017年 No.23 - 掲載中 / 秋田書店、既刊8巻)
- チャー子(2015 - 2019年、Web上掲載 / イースト・プレス、既刊2巻)
- チャチャ・チャー子(2018 - 2019年、Web上掲載〈オモコロ〉 / イースト・プレス、既刊1巻)
- チベットスナギツネの砂岡さん(2017年 - 、Web上掲載 / KADOKAWA、既刊2巻)
- 悲熊(2017年 - 、Web上掲載 / LINE Digital Frontier、既刊2巻)
- ひとり事 キューライスのサクセスごはん(2019 - 2020年、「キューライスのひとり事」としてWeb上掲載〈オモコロ〉 / 白泉社、既刊1巻)
- スキネズミ(2020年 - 、Web上掲載 / 秋田書店、既刊3巻)
- レジネコ(2017 - 2021年、Web上掲載〈2017 - 2018年、「フロムエーしよ‼︎」 / 2020 - 2021年、「CREA」〉 / 文藝春秋、既刊1巻)
- バイトのネズミダくん(2017 - 2023年、「ネズミダくん」としてWeb上掲載〈タウンワークマガジン〉 / 文藝春秋、既刊1巻)
- すず色のモーニャ(2020 - 2021年、Web上掲載〈オモコロ〉 / ほぼ日、既刊1巻)
- キューライスのシンデレラ(2015 - 2021年、「シンデレラ」としてWeb上掲載〈オモコロ〉 / PARCO出版、既刊1巻)
- 夜の訪問者(2014 - 2022年、Web上掲載〈2017 - 2018年、「XOY」 / 2021 - 2022年、「オモコロ」〉 / ポプラ社、既刊1巻)
- ヨモツヘグイ(2021 - 2022年、Web上掲載〈オモコロ〉 / 大和書房、既刊1巻)
- アジャラ(2022年、Web上掲載〈オモコロ〉 / 玄光社、既刊1巻)
- バルディッシュ・ホテル(2023 - 2024年、Web上掲載〈オモコロ〉 / 大和書房、既刊1巻)
漫画(作品集)
- キューライスのしごと(2024年、主婦と生活社)
- とーきょーカッパ(2023年、Web上掲載)
- おいちゃさん
- オバカシ(2021年、Web上掲載)
- にぼし先輩(2021年、Web上掲載)
- ねこにち(2021年、Web上掲載)
- 汁(2023年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- 森美術館(2023年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- 逆襲のペン(2021年、Web上掲載)
- からあげちゃん(2021年、Web上掲載)
- やめてよ!塩狩さん(2022年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- 付きネコ(2023年、Web上掲載)
- 横になりたいやつ(2023年、Web上掲載)
- エビフライの日(2023年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- ふるえるシバ(2022年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- アノパン(2023年、Web上掲載〈オモコロ〉)
- ネズミダくん(単行本『バイトのネズミダくん』未収録分)
- モッケの災難(2021年、Web上掲載)
漫画(未書籍化)
- とても怖がり! プルサワ(2023年 - 、Web上掲載〈タウンワークマガジン〉)
- まぼろしの喫茶店ポヤル(2023年 - 、Web上掲載〈パチクリ!〉 / 「ね~ね~」2023年 NO.170 - 掲載中)
- あくまっこピルケ(2024年 - 、「月刊コロコロコミック」2024年9月号[8] - 連載中 / 「週刊コロコロコミック」2024年8月9日[9] - 連載中)
絵本
ドン・ウッサシリーズ
- ドン・ウッサ そらをとぶ(2019年、白泉社)
- ドン・ウッサ ダイエットだいさくせん!(2020年、白泉社)
- ドン・ウッサ グッスリだいぼうけん!(2021年、白泉社)
ボンバルボンシリーズ
- せかいいちれいぎただしいかいじゅう ボンバルボン(2023年、小学館)
- せかいいちれいぎただしいかいじゅう ボンバルボンの おとどけもの(2024年、小学館)
その他
イラスト集
- よるのえ(2022年、大和書房)
その他書籍
- 身近な疑問がスッキリわかる理系の知識(監修・瀧澤美奈子 / 2017年、青春出版社)
- 表紙・扉絵、四コマ漫画5本掲載。
アニメ
- 2002年
-
- 息子の部屋
- 2003年
-
- 歯男
- 2004年
-
- 在来線の座席の下に住む男
- 焼魚の唄
- 2005年
-
- マーチングマーチ
- 父の話
- 電信柱のお母さん
- 2007年
-
- 蒲公英の姉
- 2008年
-
- とんかつさん~朝~
- 2009年
-
- おるすばん
- 川旅行
- ファンシー不動産
- 2010年
-
- confeito
- 2013年
-
- ウィリー・ウィンキー
- 猟師と聖
- 2014年
-
- ナポリタンの夜
- 2015年
-
- 失われた朝食
- Fast Week
- すばらしい仕事
- 2017年
-
- 鴨が好き
なお、2014年以降に制作した5作品はYouTubeにて公開している。
DVD
- キューライス・坂元友介 作品集(2019年、ボリス文庫)
キャラクターデザイン
受賞
- 2004年、デジスタ・アウォード2004映像部門グランプリ
- 2006年、第六回ユーリ・ノルシュテイン大賞最優秀賞・観客賞、第二回吉祥寺アニメーション映画祭グランプリ
- 2009年、第13回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
- 2016年、第16回広島国際アニメーションフェスティバル 優秀賞
- 2017年、DigiCon6 ASIA Grand Prize
個展
- キューライス初個展
- TOBICHI東京(2018年2月16日 - 3月4日)
- キューライス2回目の個展
- TOBICHI京都(2018年3月9日 - 4月4日)
- キューライス展 フェムエバー
- キューライス展
- ボリス雑貨店(2019年8月15日 - 10月8日)
- キューライス フェムフェムランド
- 池袋パルコ(2020年2月7日 - 17日)
- 福岡パルコ(2020年6月5日 - 22日)
- 名古屋パルコ(2020年7月11日 - 8月3日)
- 広島パルコ(2020年9月4日 - 28日)
- 仙台パルコ(2020年10月16日 - 11月3日)
- 心斎橋パルコ(2021年1月2日 - 17日)
- キューヴル美術館
- 池袋パルコ(2021年12月3日 - 20日)
- 名古屋パルコ(2021年12月25日 - 2022年1月10日)
- 心斎橋パルコ(2022年3月4日 - 27日)
- 福岡パルコ(2022年4月8日 - 24日)
- 広島パルコ(2022年6月11日 - 7月10日)
- すず色のモーニャ原画展
- 渋谷パルコ(2021年12月14日 - 2022年1月11日)
- キューライス よるのえ展
- 渋谷パルコ(2022年5月28日 - 7月10日)
- キューライス ちいさなよるのえ展
- TOBICHI京都(2022年7月15日 - 8月11日)
出演
ラジオ
- UR LIFESTYLE COLLEGE(2020年11月1日、J-WAVE)
脚注
参考資料
外部リンク
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