Remove ads
日本の小説家•作家 ウィキペディアから
川端 裕人(かわばた ひろと、1964年7月26日 [1]- )は、日本の小説家・ノンフィクション作家。宇宙作家クラブ会員。
1964年、兵庫県明石市に生まれる[2][3]。千葉県千葉市で育つ[2][3]。千葉市立千葉高等学校、東京大学教養学部卒業[2][3]。日本テレビに入社し[2]、記者として科学技術庁、気象庁を担当[要出典]。1988年、「八月の最後の風」で第12回コバルト・ノベル大賞最終候補[4]。1992年 - 1993年、日本テレビの記者として南極海調査捕鯨船に同乗取材[要出典]。1995年、上記乗船体験をもとに『クジラを捕って、考えた』を執筆し、ノンフィクション作家としてデビュー[2]。
1997年、日本テレビを退社してフリーランスとなる[3]。コロンビア大学ジャーナリズム大学院にモービル・コロンビア・フェローとして在籍した[要出典]。1998年に帰国し、『夏のロケット』で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞を受賞し、小説家デビュー[2]。
2000年、『動物園にできること』で第31回大宅壮一ノンフィクション賞候補[4]。2004年、『せちやん 星を聴く人』で第25回吉川英治文学新人賞候補[4]。2007年、『てのひらの中の宇宙』が第53回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に選出される[5]。
2009年-2010年、ニュージーランド・クライストチャーチ市に居住[要出典]。
2018年、『我々はなぜ我々だけなのか』で科学ジャーナリスト賞2018[3]、第34回講談社科学出版賞受賞[3]。2021年、『理論疫学者・西浦博の挑戦-新型コロナからいのちを守れ! 』で科学ジャーナリスト賞2021受賞[6]。2024年、『ドードー鳥と孤独鳥』で第43回新田次郎文学賞を受賞。
ゲーム脳に関して批判を行っている。森昭雄の講演に聴衆として参加し、質疑応答の際に、森に対して「ゲーム脳と少年犯罪の関連について、恣意的な解釈を行っているのではないか」などの疑問を投げかけた[7]。
また、クジラが好きで、調査捕鯨船の搭乗や、イルカ漁を取材するなど、様々な取材を行い、ネイチャーライティングの書籍を出している。ただし、川端自身の姿勢は人間の利用が前提であり、捕鯨自体は肯定しているが、資源管理の失敗や違法操業などは批判している。映画『ザ・コーヴ』及び関係者のリック・オバリーに対しては、批判の論点はそれなりに妥当としつつも、イルカ漁を悪として描く不寛容さを批判しており、またその不寛容さに端を発する全否定は逆に相手の側を意固地にし、却って問題が長期化、泥沼化することを懸念している[8]。
動物の権利や動物福祉などについての著述もあるが、動物福祉の立場から動物の暮らしやすい環境を実現している動物園及び水族館を評価する、市民ZOOネットワークのエンリッチメント大賞の審査員も行っている[9]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.