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川原 陸(かわはら りく、2000年12月12日 - )は、長崎県長崎市出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。阪神タイガース所属。
長崎市立三原小学校1年時にソフトボールを始める。その後、西山少年野球団へ。長崎県選抜チームに選出。長崎市立三川中学校時代は「長崎北シニア」に所属し[2]、野手として日本代表にも選出された[3]。
創成館高等学校入学後、1年時は打力を買われ外野手としてプレーし、ベンチ入りを果たした2年春からは投手としての起用が増加[2][3]。新チームとなった2年秋からはエースとなり、明治神宮大会にてチームを準優勝に導いた[2]。なお、この大会の準決勝では根尾昂、藤原恭大らを擁する大阪桐蔭と対戦し、2番手として4回2/3を無失点に抑える活躍を見せ7-4で勝利を収めた[4][5]。3年春には選抜大会に出場しベスト8へ進出、夏にも甲子園出場を果たしたが初戦敗退[2]。同学年のチームメイトにプロ入り後にもチームメイトとなる野口恭佑が居る。夏の大会前には、U-18アジア選手権大会に出場する日本代表チームの第1次候補選手の30人に選出されていた[6]。
2018年のドラフト会議では、阪神タイガースから5位指名を受け、契約金3000万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約[7]。背番号は47[8]。創成館からは初のプロ野球選手となる[9]。
ルーキーシーズンとなる2019年は春先から腰痛に苦しみ、実戦での登板は1試合もなかった。
2020年は二軍キャンプ中から実戦登板の機会を獲得。前年に体作りに専念した成果もあり、3月には高校時代の最高球速を6km/h更新する147km/hを記録した[10]。シーズン中はアマチュアとの練習試合での登板が中心となり、二軍公式戦での出場は3試合7イニングに留まった[11]。
2021年は左肩の故障に苦しみ、二軍でも登板機会がなかった[12]。12月2日にNPBから公示された契約保留者名簿から外れ自由契約となり[13]、12月9日に育成選手契約を結んだ[12]。背番号は127に変更となった[12]。
恵まれた体格としなやかなフォームから投げ込む最高球速は147km/h[10]だが球持ちが良く、キレのあるストレートとスライダーを武器とし[15][16][17][18]、他に縦スライダー、カーブ、チェンジアップを操る[2]。
永野芽郁のファン[19]。俳優の水上恒司(旧芸名:岡田健史)は、高校時代の1学年先輩であり、川原は投手、水上は捕手として共にプレーしていた[20][19]。
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