小手指町
埼玉県所沢市の町名 ウィキペディアから
小手指町(こてさしちょう)は、埼玉県所沢市の町名[5]。現行行政地名は小手指町一丁目から五丁目。郵便番号359-1141[3]。
地理
所沢市の中央西部に位置し、小手指地区に所属する[6]。 周囲の上新井・山口・小手指元町・北野新町・北中・青葉台と隣接する。 面積は約1.15km2[1]。 小手指駅を中心に団地や住宅地が広がり、北口側に一・二丁目が、南口側に三・四・五丁目が設置されている。
- 河川
町域の北部(二丁目)には砂川堀が、また南端(五丁目)には東川が流れている。
面積
面積内訳は以下の通り[1]。
地価
住宅地の地価は、2017年(平成29年)の公示地価によれば、小手指町1丁目13番25の地点で23万9000円/m2となっている[7]。
歴史
今日の町並みは1970年に小手指駅が開設されてから整備されたもので町としての歴史は浅い。また近年(2010年代)には所沢市の地区計画により[8]、駅の北口から市道ハナミズキ通り沿いを中心に再整備されている[注釈 1]。
地名の由来
日本武尊の東征伝説で、北野村の北野天神社で戦勝祈願をし、籠手をかざしたという伝承より。以来この一帯が小手指原(こてさしがはら)と呼ばれ、南北朝時代には新田義貞と鎌倉幕府との戦い(分倍河原の戦い)、足利尊氏と新田義宗との戦い(武蔵野合戦)と2度にわたる小手指原の戦いがあり、さらに北条時行と足利直義との戦い(中先代の乱)により、3度戦場になっている。
沿革

かつては入間郡小手指村、のち入間郡所沢町大字北野の一部であった。
- 1951年(昭和26年)- 現在の小手指一丁目に沖縄出身の開拓農家が入植[10]。
- 1966年(昭和41年)- 所沢市大字北野に西武池袋線小手指ヶ原信号所が開設。
- 1969年(昭和44年)2月 - 所沢市北野土地区画整理事業着工。
- 1970年(昭和45年)11月20日 - 小手指ヶ原信号所が駅に昇格し、小手指駅営業開始。
- 1976年(昭和51年)12月 - 西武不動産により、小手指ハイツの分譲開始。
- 1977年(昭和52年)6月15日 - 所沢市大字北野の小手指駅周辺地区の区画整理により小手指町一丁目から四丁目が成立[11]。
- 1993年(平成5年)8月24日 - 所沢市による「小手指ハナミズキ地区地区計画」の当初の決定が告知される(後年2度変更)[8]。
- 2005年(平成17年)7月19日 - 所沢市大字北野の町名・地番変更実施により小手指町五丁目が成立。
世帯数と人口
交通
鉄道

バス
- → 小手指駅#バス路線を参照。
道路
- 交差点
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施設
- 公共
- 保育[13]
- 北野保育園
- 小手指向陽保育園
- わかば保育園
- きたの第2保育園
- Nicot小手指
- 私立小手指幼稚園
- 公園・緑地[14]
地内には特に小手指駅前の区画を中心に、計12ヶ所の公園と1ヶ所の緑地が設置されている。
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- 商業

小・中学校の学区
脚注
参考文献
関連文献
外部リンク
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