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ラマヌジャンの伝記映画 ウィキペディアから
『奇蹟がくれた数式』(きせきがくれたすうしき、原題:The Man Who Knew Infinity)は、2015年にイギリスで製作され、2016年に公開された、シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記映画である。監督はマシュー・ブラウン、主演はデーヴ・パテールが務めた。本作はロバート・カニーゲルが1991年に上梓した『無限の天才 夭折の数学者・ラマヌジャン』を原作としている。
奇蹟がくれた数式 | |
---|---|
The Man Who Knew Infinity | |
監督 | マシュー・ブラウン |
脚本 | マシュー・ブラウン |
原作 | ロバート・カニーゲル『無限の天才 夭逝の数学者・ラマヌジャン』(工作舎) |
製作 |
エドワード・R・プレスマン ジョー・トマス ジム・ヤング |
出演者 |
デーヴ・パテール ジェレミー・アイアンズ |
音楽 | コビー・ブラウン |
撮影 | ラリー・スミス |
編集 | JCボンド |
製作会社 |
プレスマン・フィルム カイエン・ペッパー・プロダクションズ ツァイトガイスト・エンターテインメント・グループ マーシーズ・ホールディングス |
配給 |
ワーナー・ブラザース IFCフィルムズ KADOKAWA |
公開 |
2016年4月8日 2016年4月29日 2016年10月22日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
興行収入 | 4500万円[1] |
インドマドラス(現・チェンナイ)、数学者であるシュリニヴァーサ・ラマヌジャンは極めて優れた直観によって様々な定理を発見した。しかし、数学者としての正式な訓練を受けていなかったがために、証明には数多くの不備があった。そのため、ラマヌジャンは学会から黙殺されそうになった。そんなラマヌジャンに目を付けた人物こそ、ケンブリッジ大学の数学者、ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディであった。
当初、ラマヌジャン役にはR・マドハヴァンが起用される予定だったが、「国際的に知名度の高い俳優を起用したい」という製作側の意向を受けてデーヴ・パテールがラマヌジャンを演じることになった[2]。
マンジュル・バルガヴァ(フィールズ賞受賞者)とケン・オノ(グッゲンハイム・フェローシップ保有者)が本作における数学の描写を監修し、副プロデューサーとしてクレジットされている[3]。
本作の主要撮影は2014年8月にトリニティ・カレッジで始まった[4]。
本作は2015年9月に開催された第40回トロント国際映画祭のガラ・プレゼンテーションに出品された[5]。他にもチューリッヒ映画祭、シンガポール国際映画祭、ドバイ国際映画祭で上映が行われた[6][7][8]。
数学者のジョージ・アンドリューズは「ラマヌジャンとハーディの深い関係に心打たれた」と述べている[9]。
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