大沼 忠弘(おおぬま ただひろ、1940年 - )は、日本の哲学者、カバラー研究家。
埼玉県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。1969年同大学院博士課程中退。埼玉大学講師、名古屋大学教養部助教授を経て、宗教儀礼研究所所長。
株式会社アンク代表取締役。イシス学院主宰。古代ギリシア哲学の研究から出発し、「カバラー」を基軸として、古今東西の密儀体系を探究している。
- 『実践カバラ 自己探求の旅』(人文書院) 1988.2
- 『秘伝カモワン・タロット』(フィリップ・カモワン共著、学習研究社、Elfin books series) 2002.1
- 『実践魔法カバラー入門 女神イシスが授ける古代の密儀』(学習研究社、Mu super mystery books) 2007.4
- 『トゥーキューディデース 神話的歴史家』(コーンフォード、左近司祥子共訳、みすず書房) 1970
- 『自然の観念』(R.G.コリングウッド、平林康之共訳、みすず書房) 1974
- 『魔法入門』(W・E・バトラー、角川文庫) 1974
- 『オカルト入門』(W・E・バトラー、角川文庫) 1975
- 『UFO同乗記』(ジョージ・アダムスキー、角川文庫) 1975、のち改題『空飛ぶ円盤同乗記』(角川春樹事務所、ボーダーランド文庫) 1998
- 『魔法修行 カバラの秘法伝授』(W・E・バトラー、平河出版社、Mind book) 1979.12
- 「象徴哲学大系」全4巻(マンリー・P・ホール、山田耕士, 吉村正和共訳、人文書院) 1980 - 1981、のち新装版 2014 - 2015
- 『古代の密儀』
- 『秘密の博物誌』
- 『カバラと薔薇十字団』
- 『錬金術』
- 『ユダヤの秘義 カバラの象徴学』(ゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィ、平凡社、イメージの博物誌) 1982.7
- 『人間 密儀の神殿』(マンリー・P・ホール、共訳、人文書院) 1982.11
- 『魔法遊戯 シンボルの宇宙図』(チャールズ・ポンセ、平河出版社、Mind books) 1983.11
- 『神秘のカバラー』(ダイアン・フォーチュン、国書刊行会、世界幻想文学大系) 1985.10
- 『意識の遍歴』(ジルベール・デュランほか、監訳、たま出版、科学と意識シリーズ) 1987.6
- 『科学と意識・結論』(カール・プリブラムほか、監訳、たま出版、科学と意識シリーズ) 1989.12
- 『黄金のタロット 母と子が"めざめ"『喜び』を分かち合うゲーム』(ジョエル・バル、監修、大沼真弓訳、東洋書院 (発売)) 2000.12
- 『神のようになる カバラーと人生の窮極目的』(マイケル・バーグ、ISIS) 2011.3