Remove ads
ウィキペディアから
坂本 敏夫(さかもと としお、1947年 - )は、日本のノンフィクション作家、元刑務官(最終階級:矯正副長)。
熊本県生まれ[1]。広島県広島基町高等学校(現・広島市立基町高等学校)卒業[2]。法政大学法学部中退[2]。坂本の父と祖父も刑務官で、刑務所や拘置所の近くにある官舎で育ち、自らも19歳で刑務官になった[1]。元々は教師志望だったが、父の死去により家計を支えるために大学を中退して刑務官となった。
1967年1月、大阪刑務所の看守を最初に神戸刑務所・大阪刑務所係長を務めた。その後、法務本省事務官、東京矯正管区専門官、長野刑務所・東京拘置所・甲府刑務所・黒羽刑務所で課長を務める。1994年3月、広島拘置所総務部長を最後に退職した。映画『刑務所の中』『13階段』で、矯正施設関係の助言をする。
2010年に東京拘置所死刑場がメディアに公開されたのを機に、『実録死刑囚』ミリオン出版刊にて2011年から死刑反対を表明した。
1923年の関東大震災発生時に横浜刑務所の典獄(刑務所長)だった椎名通蔵に対して自分の職業の先輩としての誇りを感じ[1]、椎名の子孫への聞き取りを重ね、自身初の小説『典獄と934人のメロス』を著した。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.