在名古屋米国領事館
名古屋にあるアメリカ合衆国領事館 ウィキペディアから
在名古屋米国領事館(ざいなごやべいこくりょうじかん、英語: Consulate of the United States in Nagoya, U.S. Consulate Nagoya)は、アメリカ合衆国が日本の愛知県名古屋市に設置している領事館である。
在名古屋米国領事館 Consulate of the United States in Nagoya | |
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![]() 領事館が入居する名古屋国際センタービル
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所在地 | 日本 |
住所 | 愛知県名古屋市中村区那古野1-47-1 名古屋国際センタービル6階 |
座標 | 北緯35度10分22.1秒 東経136度53分25秒 |
開設 | 1920年~1940年 1952年~1970年 1993年 |
総領事 | アンナ・ワン |
ウェブサイト | jp |
領事館の広報担当部門に名古屋アメリカンセンター(英語: Nagoya American Center, NAC)がある[1]。
沿革
1920年7月3日、ハリー・フランクリン・ホーリー (Harry Franklin Hawley) 領事が名古屋市東区布池町に在名古屋米国領事館を開設。1940年12月31日、日米関係の悪化に伴い領事館が閉鎖された[2]。1941年12月7日[3]、帝国海軍がハワイの真珠湾を攻撃したことにより日米両国は戦争状態に突入[4]。爾後、戦争が終結するまで名古屋の領事館が再開されることはなかった[2]。
1950年3月1日、在名古屋アメリカ領事サービス(英語: Nagoya American Consular Service)として領事事務所が開設される。1952年4月29日、サンフランシスコ講和条約の発効に伴い、領事事務所の名称が再び在名古屋米国領事館になった。1970年、名古屋の領事館は再び閉鎖された[2]。
1984年、名古屋国際センタービルの6階に名古屋アメリカンセンターが設立され、日米関係の向上を目的とするPR活動を始める[2]。同センターが設立された1980年代当時、アメリカ合衆国は歴史的な貿易赤字を拡大し続けており、大幅な貿易黒字を計上していた日本との間で最も激しい日米貿易摩擦が起きていた[5]。
1986年3月、駐神戸米国総領事館名古屋駐在官事務所(1987年以降は駐大阪・神戸米国総領事館名古屋駐在官事務所)が設置され、16年ぶりに名古屋にアメリカの外交官が常駐するようになった[2]。
1993年12月2日、23年ぶりに在名古屋米国領事館が再開される。領事館の開館式典には、ウォルター・F・モンデール駐日大使が参加した[2]。
2005年3月、名古屋アメリカンセンターの入居する名古屋国際センタービルの6階に領事館が移転して、同センターを領事館傘下の広報担当部門として吸収合併した[2][6]。
所在地
首席領事
氏名(日本語) | 氏名(英語) | 着任 | 退任 | 備考 |
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フランク・W・スタンレー | Frank W. Stanley | 1994年 | 1996年 | [10][11] |
ダニエル・L・シールズ | Daniel L. Shields | 1996年 | 1999年 | [12] |
ユーゴ・カール・ゲッティンガー | Hugh Carl Gettinger | ? | ? | 2001年に在職記録がある[13] |
ゲイリー・オーバ | Gary G. Oba | 2002年 | 2005年 | [14] |
ダニエル・A・ロッチマン | Daniel A. Rochman | 2005年 | 2008年 | [15][16] |
ミョンス・マックス・カク | Myungsoo Max Kwak | 2008年 | 2010年 | [17][18][19] |
ジョナス・D・ステュワート | Jonas D. Stewart | 2010年 | 2011年 | [20][21] |
ハリー・R・サリヴァン | Harry R. Sullivan | 2011年 | 2014年 | [22][23][24] |
スティーブン・G・コバチーチ | Stephen G. Kovacsics | 2014年 | 2017年 | [25][26] |
ゲーリー・シェイファー | Gary Schaefer | 2017年 | 2021年 | [27] |
マシュー・センザー | Matthew Cenzer | 2021年 | 2024年 | [28] |
アンナ・ワン | Anna Wang | 2024年 | (現職) | [29] |
出典
関連項目
外部リンク
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