喜入町

日本の鹿児島県揖宿郡にあった町 ウィキペディアから

喜入町map

喜入町(きいれちょう)は、かつて鹿児島県揖宿郡にあった2004年11月1日鹿児島市に編入され自治体としては消滅した。

概要 きいれちょう 喜入町, 廃止日 ...
きいれちょう
喜入町
Thumb
Thumb Thumb
喜入町旗 喜入町章
廃止日 2004年11月1日
廃止理由 編入合併
喜入町吉田町桜島町松元町郡山町鹿児島市
現在の自治体 鹿児島市
廃止時点のデータ
日本
地方 九州地方
都道府県 鹿児島県
揖宿郡
市町村コード 46321-3
面積 61.23 km2
総人口 12,501
(2004年10月1日)
隣接自治体 鹿児島市、指宿市、揖宿郡頴娃町川辺郡知覧町
町の木 メアサスギ
町の花 ツワブキ
喜入町役場
所在地 891-0203
鹿児島県揖宿郡喜入町喜入7000番地
Thumb
座標 北緯31度22分27秒 東経130度32分34秒
Thumb
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
閉じる

1969年(昭和44年)に操業開始した原油備蓄基地(現、ENEOS喜入基地)があることで知られていた。

地理

薩摩半島の南東部に位置していた。喜入町は南北16km、東西6.2 kmの細長い地形で、西方には烏帽子岳、荒岳、尾巡岳、吉見岳などの山が南北に連なっている[1]

全体的に平野部が少なく、山地や台地が多くを占めており、多くは桜島の爆発によるシラスで形成されている。

大字

町村制が施行され喜入町が成立した際にそれまでの藩政村の区域は大字となり、瀬々串、中名、前之浜、生見の4大字が構成された[2]1988年(昭和63年)に喜入及び一倉の2大字が中名と前之浜より分割され成立し[3][4]2004年(平成16年)の鹿児島市編入時には、瀬々串、中名、喜入、一倉、前之浜、生見の6大字から構成されていた[5]

それらは現在の鹿児島市喜入町喜入瀬々串町喜入中名町喜入一倉町喜入前之浜町喜入生見町にあたる[6]

歴史

姉妹都市

行政

歴代村長・町長

歴代の喜入村長、喜入町長を記載する。表記は『喜入町郷土誌』306頁に基づく[7]

さらに見る 代, 氏名 ...
氏名就任期間
初代村長松崎十兵衛1889年5月 - 1894年5月9日死去[8]
二代村長安楽兼則1894年6月 - 1900年7月
三代村長岡元真一1900年7月 - 1905年4月
四代村長安楽兼則1905年7月 - 1906年4月
五代村長志々目十次郎1906年4月 - 1913年1月
六代村長二見八竹1913年2月 - 1925年10月
七代村長前田慶吉1925年11月 - 1943年10月
八代村長園田吉次郎1943年10月 - 1946年10月
九代村長山下芳徳1947年4月 - 1953年3月
十代村長・初代町長白浜重任1953年5月 - 1965年5月
二代町長川原新次郎1965年5月 - 1975年3月
三代町長釜付健二郎1975年4月 - 1995年4月
四代町長日高保1995年4月 - 2004年10月31日
閉じる

消防

人口

以下の人口遷移表は『喜入町郷土誌』19頁の記述に基づく[10]

凡例
人口(人)
世帯数(戸)
1920年 12,020
2,827
1930年 12,935
2,856
1940年 12,847
2,684
1950年 17,541
3,648
1960年 14,562
3,678
1970年 11,764
3,881
1980年 12,574
4,326
1990年 12,518
4,400
2000年 12,802
4,828

学校

Thumb
喜入中学校

中学校

小学校

太字の学校は標準服の着用が義務付けられている。

交通

Thumb
喜入駅
Thumb
道の駅喜入

鉄道

九州旅客鉄道指宿枕崎線
瀬々串駅 - 中名駅 - 喜入駅 - 前之浜駅 - 生見駅

道路

国道

県道

道の駅

名所・旧跡

Thumb
喜入のリュウキュウコウガイ産地

喜入町出身の著名人

脚注

参考文献

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.