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唐津海 誠二(からつうみ せいじ、1988年8月3日 - )は、佐賀県唐津市西唐津出身で玉ノ井部屋に所属した元大相撲力士。本名は佐々木 誠二(ささき せいじ)。身長182cm、体重189kg、血液型はO型。最高位は西幕下12枚目(2011年11月場所)。
地元の中学校を卒業して2004年3月場所に玉ノ井部屋(関脇・栃東)から初土俵。初土俵時から四股名は出身地の名前に因んだ「唐津海」を名乗っている。同期生には豊真将、木村山、磋牙司、里山、白乃波、益荒海、大岩戸、出羽鳳らがいる。
入門時の体重は137kgであり、体重の増加とともに番付が上がる傾向にある。初土俵から4年後の2008年5月場所で幕下に初昇格しているが、心臓の不整脈治療のため2009年5月場所から3場所連続全休をすると、復帰した同年11月場所は序二段の下位。しかし復帰2場所目の2010年1月場所は7戦全勝で寺下との優勝決定戦も制して序二段優勝。復帰5場所目の同年7月場所で幕下復帰している。三段目に下がっていた2011年9月場所で7戦全勝の三段目優勝をすると、翌11月場所では一気に、関取昇進の可能性があると言われる幕下15枚目以内の番付へと上がった。しかしここから2場所連続で負け越し、幕下上位に定着はできなかった。2016年3月場所は三段目の地位で7戦全勝とするも、優勝決定戦でこの場所で三段目付出デビューを果たした小柳に敗れて2度目の三段目優勝は果たせなかった。2018年5月場所で三段目では3度目となる7戦全勝を記録し、佐藤山との優勝決定戦に勝利し2度目の三段目優勝を果たした。2021年5月場所限りで現役引退した[1]。
一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
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2004年 (平成16年) |
x | (前相撲) | 西序ノ口12枚目 2–5 |
西序ノ口20枚目 3–4 |
東序ノ口23枚目 5–2 |
東序二段89枚目 3–4 |
2005年 (平成17年) |
西序二段107枚目 6–1 |
西序二段27枚目 4–3 |
西序二段6枚目 1–6 |
西序二段44枚目 4–3 |
西序二段23枚目 5–2 |
東三段目89枚目 4–3 |
2006年 (平成18年) |
東三段目71枚目 2–5 |
西三段目96枚目 5–2 |
東三段目60枚目 4–3 |
東三段目41枚目 1–6 |
東三段目78枚目 3–4 |
東三段目94枚目 4–3 |
2007年 (平成19年) |
東三段目74枚目 5–2 |
東三段目45枚目 3–4 |
東三段目61枚目 2–5 |
西三段目81枚目 2–5 |
東序二段7枚目 6–1 |
東三段目46枚目 4–3 |
2008年 (平成20年) |
東三段目34枚目 4–3 |
東三段目18枚目 6–1 |
西幕下40枚目 4–3 |
西幕下31枚目 2–5 |
東幕下46枚目 2–5 |
西三段目3枚目 3–4 |
2009年 (平成21年) |
東三段目20枚目 5–2 |
東幕下57枚目 1–6 |
東三段目26枚目 休場 0–0–7 |
西三段目86枚目 休場 0–0–7 |
西序二段46枚目 休場 0–0–7 |
西序二段116枚目 5–2 |
2010年 (平成22年) |
西序二段64枚目 優勝 7–0 |
西三段目64枚目 6–1 |
東三段目9枚目 5–2 |
西幕下51枚目 4–3 |
西幕下41枚目 2–5 |
西三段目2枚目 2–5 |
2011年 (平成23年) |
東三段目28枚目 1–6 |
八百長問題 により中止 |
東三段目67枚目 4–3 |
西三段目39枚目 5–2 |
西三段目11枚目 優勝 7–0 |
西幕下12枚目 3–4 |
2012年 (平成24年) |
東幕下18枚目 3–4 |
東幕下24枚目 2–5 |
東幕下42枚目 5–2 |
西幕下27枚目 4–3 |
西幕下22枚目 3–4 |
西幕下29枚目 4–3 |
2013年 (平成25年) |
東幕下24枚目 1–6 |
西幕下47枚目 4–3 |
東幕下37枚目 2–5 |
西幕下55枚目 1–6 |
西三段目28枚目 1–6 |
西三段目65枚目 6–1 |
2014年 (平成26年) |
東三段目10枚目 1–6 |
東三段目45枚目 5–2 |
東三段目19枚目 4–3 |
西三段目8枚目 3–4 |
西三段目23枚目 2–5 |
東三段目51枚目 6–1 |
2015年 (平成27年) |
東三段目筆頭 4–3 |
西幕下54枚目 4–3 |
東幕下46枚目 1–6 |
東三段目21枚目 1–6 |
西三段目58枚目 5–2 |
西三段目28枚目 4–3 |
2016年 (平成28年) |
西三段目12枚目 3–4 |
東三段目25枚目 7–0[注 1] |
東幕下15枚目 3–4 |
西幕下20枚目 2–5 |
西幕下35枚目 2–5 |
西幕下51枚目 1–6 |
2017年 (平成29年) |
東三段目22枚目 1–6 |
東三段目59枚目 6–1 |
東三段目6枚目 4–3 |
西幕下57枚目 1–6 |
東三段目32枚目 2–5 |
東三段目54枚目 6–1 |
2018年 (平成30年) |
西三段目3枚目 1–6 |
東三段目35枚目 3–4 |
西三段目49枚目 優勝 7–0 |
東幕下29枚目 5–2 |
西幕下16枚目 2–5 |
西幕下34枚目 1–6 |
2019年 (平成31年 /令和元年) |
東三段目9枚目 1–6 |
西三段目39枚目 優勝 7–0 |
西幕下26枚目 0–7 |
西三段目筆頭 1–6 |
東三段目35枚目 3–4 |
西三段目52枚目 4–3 |
2020年 (令和2年) |
西三段目36枚目 5–2 |
西三段目12枚目 4–3 |
感染症拡大 により中止 |
東三段目3枚目 1–6 |
西三段目32枚目 休場[注 2] 0–0–7 |
西三段目32枚目 2–5 |
2021年 (令和3年) |
東三段目57枚目 1–6 |
東三段目86枚目 4–3 |
東三段目66枚目 引退 0–0–7 |
x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
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