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大阪府豊中市にある下水処理場 ウィキペディアから
原田処理場(はらだしょりじょう)は大阪府豊中市にある下水処理場。なお、実際の敷地は豊中市に加えて兵庫県伊丹市・尼崎市にまたがる[1]。大阪府と兵庫県の6市2町の広域下水処理を行なう猪名川流域下水道(いながわりゅういきげすいどう)の下水処理施設である[1][2]。通称は「原田水みらいセンター」[3]。
猪名川流域下水道事業では大阪府豊中市、池田市、箕面市、豊能町、兵庫県伊丹市、川西市、宝塚市、猪名川町の下水処理を担っている[2]。計画処理面積は12,155.5ヘクタール、計画人口は約81万人(いずれも2012年4月現在)[4]。
1965年(昭和40年)に周辺5市により覚書が締結、翌1966年4月には処理施設(第1系列)の一部供用開始[4]。1968年(昭和43年)に事業主体が大阪府と兵庫県に変更され(事業施行は豊中市・伊丹市に委託)[4]、1971年(昭和46年)には宝塚市、猪名川町、東能勢村(現・豊能町)が事業に参加した[4]。1975年(昭和50年)に第2系列完成、1978年(昭和53年)には第3系列の建設工事に着手して1982年(昭和57年)以降、随時供用している。1998年(平成10年)以降、第3系列で高度処理を開始し、2009年(平成21年)には10池の急速ろ過池を追加・供用開始した。[5]
1日あたりの計画処理能力は第1系列が18,800m3、第2系列が58,900m3、第3系列が468,600m3の計546,300m3で、現有する能力は390,500m3[4]。この内、高度処理は1日223,600m3となっており(いずれも2012年4月時点)[4]、処理後の水は淀川水系の猪名川に放流されている。また一部の高度処理水についてはスカイランドHARADAのせせらぎ広場や[6]、豊中市の親水水路「新豊島川」のせせらぎ用水として供給している[7]。せせらぎは「蛍舞い飛ぶ自然の親水緑道」として昭和63年度手づくり郷土賞(やすらぎとうるおいのある歩道)受賞。
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