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北上バイパス(きたかみバイパス)は、国道4号のバイパス道路である。
[要検証]
北上市街地における交通混雑対策のため北上駅を迂回するバイパス道路として整備され、1974年(昭和49年)までに全線が暫定開通。その後も増大する交通量に対応するため北上拡幅として4車線化事業が進められ、現状で和賀川に架かる和賀大橋を境に北半分は片側2車線(一部中央分離帯付き)、南半分は片側1車線で整備されている。しかし近年相去地区に岩手県内にある運動公園では最大規模となる北上総合運動公園が整備され各種大会開催時を中心に交通量が一層急増した事、さらにその南隣・相去町地区(北上金ヶ崎インターチェンジ周辺)には大規模工業団地が造成された事から南半分も片側2車線化と歩道拡幅の工事が進められており、途中の大堤十字路には歩行者用横断地下道を整備。2005年(平成17年)12月14日には途中の和賀大橋も片側2車線化された。現在は金ケ崎町との境界までの3.0 km区間について4車線化拡幅が進められており[1]、現在は相去地区において用地買収等を推進中[2]。2024年(令和6年)3月9日には南部工業団地口交差点から洞泉寺前交差点の区間が4車線化された[3]。
当該道路の整備主体・管理主体はいずれも国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所で、現在進められる4車線化事業の事業費見込は約180億円で2030年度時点の計画交通量は27,000台/日、費用便益分析の結果B/C=1.6であった[1]。なお、当該区間の実績交通量は、国土交通省道路局平成17年度道路交通センサスによれば平日24時間交通量で26,353台(於:北上市江釣子北鬼柳町第33地割)となっている。
施設名 | 接続路線など | 車線数 (供用/計画) |
最高速度 (km/h) |
---|---|---|---|
国道4号 一関・水沢方面へ直通 | |||
岩手県道50号北上金ケ崎インター線 岩手県道254号相去飯豊線 |
2/4(4車線区間あり) | ||
鬼柳中央 | 岩手県道225号北上和賀線 | ||
和賀大橋 | 和賀川 | 4/4 | |
有田町 | 国道107号 | ||
黒沢尻跨線橋 | 北上線 | ||
岩手県道254号相去飯豊線 | |||
岩手県道252号清水野村崎野線 | |||
国道4号 盛岡・花巻方面へ直通 |
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