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加田 裕之(かだ ひろゆき、1970年(昭和45年)6月8日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(1期)、法務大臣政務官、兵庫県議会議員(4期)を歴任。
兵庫県神戸市灘区生まれ。神戸市立六甲小学校、神戸市立長峰中学校、兵庫県立東灘高等学校、甲南大学法学部卒業。大学卒業後は、神戸新聞マーケティングセンター企画編集部勤務。兵庫県広報誌や兵庫県議会広報等を担当する。阪神・淡路大震災以後、震災情報や復興への取り組みを取材する中で政治を志す。
衆議院議員奥谷通の公設秘書を経て、2003年、兵庫県議会議員に初当選。以後、4期務めた。
2018年末に在職のまま死去した鴻池祥肇のあとを受けて、第25回参議院議員通常選挙に兵庫県選挙区(改選数3)から自由民主党公認で立候補し、当選。同選挙区では自民党と連立を組む公明党も新人の高橋光男を擁立し、党の「最重点区」と位置付け自民党の友好団体からの支援の取り付けや、菅義偉官房長官が高橋の応援に度々駆けつけるなど保守票の切り崩しを行った。結果、高橋は2位、加田は3位で当選したが、加田は次点の立憲民主党の新人候補に約3万票差にまで迫られる辛勝となった[1][2][3]。当選後、細田派に入会した[4]。
ジャーナリストの鈴木エイトが作成した「旧統一教会関連団体と関係があった現職国会議員168人」によれば、旧統一教会関連団体との関係について、2019年に舞子公園で開催された教団系の自転車イベント「PEACE ROAD 2019 in Japan」で来賓挨拶し、2世信者のライダーを激励した。ほかにも教団関係者からパーティー券の購入を受け、教団系イベントに複数回メッセージを寄せていたとされる[5]。
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