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劇団スカッシュ

日本の劇団、YouTuber ウィキペディアから

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劇団スカッシュは、日本の5人組劇団YouTubeクリエイター。現在は、大塚竜也、大塚祐也、前川健二、奈良岡にこ(コント公演のみ出演)の4人で活動している(所属俳優である中田大地が休団中のため)。

概要 劇団スカッシュ(SQUASHfilms), YouTube ...
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概要 劇団スカッシュDays, YouTube ...
概要 劇団スカッシュ ゲームズ, YouTube ...
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概要・来歴

要約
視点

2002年に大塚竜也のプロデュースユニットとして旗揚げし、2004年より本格的に劇団として活動を開始した[2]。小劇場を中心に、ダンスや殺陣を取り入れたエンターテインメント性の高い作品を上演していた[3]

2008年頃よりニコニコ動画で動画投稿を開始。

2008年1月、宣伝のためにYouTubeに動画投稿を開始した[4]

2009年1月13日、ニコニコチャンネルに「劇団スカッシュ」を開設。

劇団とYouTubeとバイトの両立がうまくいかず、石澤と藤原の2人が退団。現メンバーの4人体制になった時に、「4人にしかやれない演劇をやろう」と目標を立てた[5]

2011年「YouTube NextUp2011」の初代入賞者にMEGWINらと共に選出される[6]。同じ年に「喜劇な家族」で「YouTube Video Awards Japan 2011」特撮・実写部門大賞を受賞した[7]

2011年3月下旬より、東日本大震災を受けて、被災地となった岩手県宮古市出身の前川を中心に支援活動を開始。支援物資を募り被災地に運び、前川の出身児童館でミニ公演を行った[8]

2013年、YouTub­­e Space Tokyoのオープニング企画としてYouTubeにアップされた、ホラーコメディ作品「Stalking Vampire~隙間男~」がヒット[3]。監督を劇団スカッシュ、CGをABTVNetworkが担当した。

2014年8月22日、オランダの公共放送VPROで放送された「De Donuts」(世界中のYouTuberを紹介するテレビ番組)に唯一の日本人YouTubeクリエイターとして動画作品を提供。けん玉を題材にしたユニークなショートフィルム「New Use of Kendama」が放送された[9]

2017年、前年の舞台公演作品『Blue』とYouTubeにて公開した前日譚『日々ココモ』を収録したDVDを発売。TSUTAYAにて全国規模でレンタル展開した。YouTuberの作品がDVDを全国でレンタル展開するのは初[10]

2019年6月よりALPHABOATに所属を発表。同時に、2月に前所属事務所であったBREAKERを退所していたことを明かした[11]

2020年オンラインサロン「スカイギ」を立ち上げた[12]

2020年11月9日、所属俳優である中田大地が、体調不良を理由に休団することを発表した[13]

2022年1月11日、新劇団員を入れる方針を発表した[14]

2022年1月19日、劇団が資金難であることを明らかにした[15]。また、ドラマ「明日ゾンビになる君と」の結果次第で劇団を解散することも視野に入れて、ドラマ制作を行っていたことを明らかにした[15]。今後は、コント公演を演劇活動の中心とする方針である[15]

2022年1月21日、新劇団員として奈良岡にこが加わることが発表された[16][17]。コント公演に出演する予定である[16]

2022年2月7日、休団中の中田大地が、Twitterおよびnoteで近況報告を行った[18][19]

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作風

作風に関して、二つのサイト[2][20] からの引用を以下に示す。

あがけばあがくほど無様で、かっこ悪い、不器用な人々を滑稽に描き、そんな人間たちが、それでも必死に、一生懸命生きようとする姿が、時として愛らしく、そしてかっこ良く見えてくるようなシチュエーションコメディ。 笑いの要素の中にも、ふと心揺さぶられる瞬間が時折織り込まれており、観る者の心をひきつけている。CoRich舞台芸術!beta
作・演出の大塚竜也は外部への脚本提供で活躍の場をひろげ、注目されており「あがけばあがくほど無様でかっこ悪くて、それでも必死に生きようとする滑稽な人間たちを描くこと」を作風としている。ドリームニュース

劇団に所属または関係する人物

要約
視点

所属しているメンバー

※下記のメンバーカラーは、劇団スカッシュの動画内のそれぞれのテロップの色と同じ[21]

大塚竜也

(おおつか たつや、6月11日生まれ[22]、A型[22]

劇団の主宰。監督・演出・脚本・役者。

メンバーカラー:

神奈川県出身。小学校入学前から小学5年生の2学期までをアメリカで過ごす。幼いころから目立ちたがり屋だった。中田大地とは小学校からの知り合いであり、高校時代には共にバンドを組んでいた。中田はドラム、大塚はボーカルを担当した[23]2001年に日本芸術学院専門学校俳優科に進学[22]。卒業後に中田大地と共に ENBUゼミナール に入学し、前川健二と出会った[23]。現在ENBUゼミナールでは講師を務める[24]

大塚祐也

(おおつか ゆうや、1984年8月14日生まれ[25]、AB型[25]

役者。プロデューサー。大塚竜也は実兄。

メンバーカラー:

神奈川県出身。高校卒業後は日本映画学校に進学。専門学校と並行して劇団スカッシュでの活動を行っていた[26]。2020年には卒業生として同校のトークショーに出演した[27]

前川健二

(まえかわ けんじ、6月4日生まれ[28]、O型[28]

役者。旅動画の編集、経理等を担当する。

メンバーカラー:

岩手県宮古市重茂出身。中学時代は生徒会長を務めた。岩手県立宮古高等学校ではハンドボール部に所属。高校卒業後、茨城大学理学部に進学。在学中に松尾スズキの舞台「マシーン日記」に衝撃を受けて以来、演劇に傾倒し、大学を1年休学してENBUゼミナールに通う。大学には復学することなく、中退した。

奈良岡にこ

(ならおか にこ、1993年9月26日生まれ[29]、B型[29]、身長163cm[29]、体重45kg[29]

役者。コント公演を中心に出演する。

メンバーカラー:

埼玉県川口市出身[29]吉本興業所属の女優兼YouTuberである[30]。奈良岡自身のYouTubeチャンネル「奈良岡にこ Channel」を運営している。

休団中のメンバー

中田大地

(なかだ だいち、7月24日生まれ[31]、B型[31]。)

役者。ドラマの編集、音楽を担当。

メンバーカラー:

神奈川県出身。大塚竜也とは小学校からの友人である。高校卒業後に調理師学校へ進学し、調理師免許を取得[32]

中田大地の休団については、概要・来歴を参照。

休団後、友人の誘いにより会社員として働いている[19]。また、既婚者であり、2021年に子どもを授かっている[19]

所属しているサポートメンバー

ナベコ

(なべこ、21歳[33]

裏方担当[34]。公演の運営にも関わる予定[34]

中学1年生時から劇団スカッシュの動画を視聴している[33]。特技は、ダンス英語チアリーディングである[33]

かどやん

裏方担当[35]

ちくわ

(23歳)

裏方担当[36]

所属していたメンバー

石澤美和(2002年 - 2008年)

退団後はフリーランスの役者として活動を続けている[37]

藤原健一(2002年 - 2008年)

神戸市で「BAR SQUASH」のマスターを務めている[38]

所属していたサポートメンバー

渡辺ショーン翔(2015年 - 2017年)[39]

「隙間男2」(2015年公開)の隙間男役で劇団に初参加した。退団後、MEGWINTVスタッフに転身した。2020年5月よりYouTubeチャンネル「あきばこちゃんねる」を開設した[40]

H君(ホッシー)(2018年-2020年3月頃)

裏方担当であった[41]

I君(2018年-2020年3月頃)

裏方担当であった[42]

カズキ(2022年)

裏方担当であった[43]

一時的に作品や動画等に出演していた俳優

亀岡孝洋(2016年、2019年 - 2020年)[44]

2016年は旅企画動画「スイートルームに泊まる旅「シナロウ」」[45] に出演した。2019年から2020年にかけては、体調不良で休んでいた中田大地の助っ人として動画に出演した。動画出演はあくまで、ゲストとしてであり、劇団スカッシュの劇団員ではない

舞台公演

要約
視点

プロデュースユニット時代の公演(2002年 - 2003年)

以下、大塚竜也のプロデュースユニット時代に行った公演を示す。

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劇団として本格始動後の公演

2004年から2019年の公演(中田大地の休団前)

劇団スカッシュ所属の俳優はすべての公演に出演している(前川は2003年10月「東京」から、その他のメンバーは旗揚げより全作品)ため、主な出演者欄には、所属俳優以外の出演があった場合に記述する。

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(出典[51]

2022年以降の公演(中田大地の休団後)

2022年以降のコント公演を以下の表に示す。

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YouTubeでの活動

要約
視点

メインチャンネル・劇団スカッシュ(SQUASHfilms)

概要

劇団スカッシュ(SQUASHfilms)は、2008年1月に開設した劇団の宣伝活動および作品公開を目的としたメインチャンネルである。初期は過激なタイトルとサムネイルで視聴者を「釣る」動画を作っていた。当時YouTubeには動画投稿者が少なかったせいもあり、叩かれることの方が多かった[52][53]。2011年にYouTube Next Upのメンバーに選ばれ、『みんなで作る!日本世界遺産の旅』を企画した。これ以降、YouTuberとしてドラマと旅を軸に動画を配信するようになり、人気作「隙間男 Stalking Vampire」「隙間男2」は、総再生回数一億を超えるなど、知名度・人気ともに上がっていった。

ドラマ

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映画

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旅動画

旅動画はある行き先でチャレンジ企画を行う動画である。旅の企画は大塚祐也がコーディネーターを務める。行き先を含む旅の内容に関して、事前に他のメンバーには一切知らされず、撮影当日に発表される。旅動画は「BINGOの旅」が主な企画となっている。2011年以降、2020年まで毎年旅動画を投稿し続けていたが、2021年は旅動画の投稿がされなかった。以下に2011年以降の歴代旅動画を示す。

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BGM

BGMで使われているビートボックスは、HIKAKINが制作したものである。その他、オリカサミナトの「エネルギー」と「マテリアル」が使われている。「エネルギー」は劇団スカッシュの公式ブログからダウンロードすることが出来る[58]。一方「マテリアル」は配信されていない。

サブチャンネル・劇団スカッシュDays(旧SQUASH2nd)

概要

劇団スカッシュDays(旧:SQUASH2nd[以下、セカンド])は、2012年11月に開設したサブチャンネルである。各劇団員の人間的な側面が見られるため、「メインチャンネルよりセカンドの方が好き」という視聴者が少なからずいる(2013年にはYouTuberの瀬戸弘司がセカンドのファンであることを公言する動画を投稿した[59])。

動画内容の変遷

初期はVlog的な撮りっぱなしの動画が多かった。一方で2015年頃からは、セカンドのために企画された旅動画の配信や、以前には見られなかった編集(新規スタッフの加入やメンバーのスキルアップ)などによりセカンドの動画の質が変化した。

2018年冬に、日替わり制度が突如廃止され、劇団員4人が毎日登場するようになった。内容は料理をしたり、企画に挑戦したりと個々で行っていたものと大きな変わりはないが、前川健二のセカンド等に見られる個人色の強いものは制作されなくなり、編集は完全にスタッフの手で行われるようになった。以前よりセカンドの存在は時としてメンバーに大きな負担となっているのではないかとファンの中は度々話題になっていた。実情はスカッシュ側から明確な答えは出されていないため不明であるが、動画の再生回数やその手の話になると「頑張るしかない」と言うのみであった。年に1度は行われる演劇公演や、メインチャンネルでの恒常的なドラマ制作等の活発な活動内容を鑑みて、日替わり制度を続けることが不可能であると判断せざるを得なかったというところだろう。

2020年1月、セカンドのリニューアルを発表。日替わり制度が復活し、各メンバーが毎日動画を投稿すること、ときたま生配信すること等を宣言し、元来のセカンドのテイストに戻すことを示唆した。また、チャンネル名を"劇団スカッシュDays"に変更したことを報告した[60]

2021年11月17日、劇団スカッシュDaysの動画コンセプトを、日常を切り取ったものから、ネタやコントを作っていく方向へ変更することを発表した[61]

2022年1月10日、大塚竜也中心で劇団スカッシュDaysを運営することを発表した[62]。2021年11月17日以降、ネタやコントを投稿していたが、動画コンセプトを日常を切り取ったものに戻した[62]

各メンバーの動画の特徴(2021年11月17日以前)

大塚竜也のDays

世間で話題になっているものを取り上げて再生回数を狙いに行くことが多い。編集はスタッフに任せている。動画の面白さはほとんどポテンシャルの高さによるものである。「中田大地と組むと面白さが引き出される」と本人も語っている。動画によってはキャラクターを演じることもあり、"瀬戸内たつちょう" "先輩" "ギタリスト" など再登場する人気キャラクターがいる。基本、映りたがり屋で、他のメンバーの動画にちゃちゃを入れることも多い。動画では、ふざけているが、ドラマの撮影になると、人が変わったかのように真面目になるところが魅力の一つと言えるであろう。

大塚祐也のDays

「トップ・トースター、トップ・パンツァーを目指す」という発言をしてからというもの、すっかりパンの動画が定着しホットサンドメーカーで色々な食材をサンドしている。また小話をすることも多いが、多くは話を盛っている。場合によっては10割盛ることもある。石油王と呼ばれるキャラクターが人気で、炊飯器を使って料理をする事が多い。石油王は聴き取りづらい言語を話すため、前川健二が通訳をするのが基本スタイルである。

中田大地のDays

料理、DIY、キャンプ等のコーナーを作りそれらを定期的にアップすることが多い。料理では「深夜食堂」という大塚竜也をカメラマンとしたシリーズが人気である。また「日本全国丼飯の旅」では、前川健二や渡辺ショーン翔と共に32都道府県のご当地丼を紹介している。DIY(大地のいっちょやってみっか)では作ったものに名前を付けるためコメント欄で名前募集をするというところまで行っており、人気のシリーズとなっている。

前川健二のDays

ジョジョの奇妙な冒険スターウォーズガンプラなど趣味のものを紹介したり、NERFで遊んだりする動画を作っている。落ち着いた喋り方から内容は分からないが癒されるファンが多い。しかし実験系の動画によっては淡々と体を張っていく姿から「狂気」と囁かれることがある。たまに宮古弁で話す。

旅動画

メインチャンネルの旅動画とは別に、サブチャンネルにおいても旅動画が企画されている。メインチャンネルの旅動画と比べ、ルールやゲームが存在せず、旅そのものを楽しむことに趣旨が置かれている。また、メインチャンネルの旅動画のおまけとしての旅動画シリーズも存在する。以下にの歴代旅動画を示す。

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ゲーム実況チャンネル・劇団スカッシュ ゲームズ

概要

劇団スカッシュ ゲームズは、2020年11月に開設したゲーム実況チャンネルである。主に、ゲーム実況のライブ配信を行っている。

チャンネル内でプレイしたゲーム

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出演

テレビ番組

ラジオ番組

CM

CS

Web

  • 逆転オセロニア「【逆転オセロニア】PV ~劇団スカッシュ編~」(2016)[67] 大塚竜也、大塚祐也、前川健二、中田大地
  • 楽天カード「楽天カード劇場 ノブとサル」(2018年)[68] 大塚竜也、大塚祐也

ミュージックビデオ

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エピソード

  • YouTube上での彼らと、舞台公演の彼らとのギャップは度々話題になる。特に初期の頃、YouTubeを見て舞台を見に来てくれた方に「劇団スカッシュさんって、結構真面目なんですね…」と逆にがっかりさせてしまったこともある。
  • 2009年の『HIGHWAY』が漫画家・柴田ヨクサル氏の目に留まり、絶賛される。
  • 「映像を作るだけの集団にはなりたくない」。劇団であり、役者をやっているということを分かって欲しいと語っている。[70]

脚注

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外部リンク

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