前野 健太(まえの けんた、1979年2月6日 - )は、日本のシンガーソングライター。埼玉県入間市出身。通称「マエケン」。ライブでは、アコースティックギターソロ、エレキギターソロ、バンド「前野健太とDAVID BOWIEたち」「前野健太とソープランダーズ」、「前野健太 with おとぎ話」などの形態で出演。
- 2000年頃
- 作詞・作曲をはじめ、東京都内を中心にライブ活動、自宅での録音を精力的に行う。
- 2004年
- バンド「さむつらす」を結成、ギター・ボーカルを担当。
- 2006年
- 「さむつらす」活動休止。再びソロになり、並行してメンバー不定形バンド「前野健太バンド」(現「前野健太とDAVID BOWIEたち」)を始動する。
- 2007年
- 9月 自ら立ち上げたレーベル”romance records”よりアルバム『ロマンスカー』をリリースしデビュー。
- 2008年
- 2009年
- 元日、東京・吉祥寺で行われたゲリラライブを1カット74分で撮影したドキュメンタリー映画「ライブテープ」(松江哲明監督)は、第22回東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で作品賞を受賞[1]。
- 1月 2ndアルバム『さみしいだけ』発表。全曲一人で多重録音を行う。
- 『ロマンスカー』収録の「天気予報」が、映画『デトロイト・メタル・シティ』のメイキング映像の挿入歌として使用される。
- 12月 吉祥寺の銭湯、弁天湯で風呂ロックを開催する。松江哲明もトークゲストとして参加。
- 2010年
- 日本全国、および、ドイツ、NY、ロンドンなどでライブを行う。
- 2011年
- 1月 「曽我部恵一と前野健太の一週間」ライブを行う。各公演で新曲を1曲ずつ披露するという画期的なライブ。福岡公演よりスタート。
- 2月 3rdアルバム『ファックミー』リリース。
- 10月 映画「トーキョードリフター」(監督:松江哲明/出演:前野健太)が、第24回東京国際映画祭で上映される。同年12月10日に渋谷ユーロスペースにて公開。
- 12月14日、映画「トーキョードリフター」のサウンドトラック・ミニアルバム『トーキョードリフター』を発売。CD発売記念ジャパンツアーと題し「前野健太とDAVID BOWIEたち」で初の全国レコ初ツアーを行う。
- 12月 第14回みうらじゅん賞を受賞。
- 2012年
- 2013年
- 1月、ジム・オルークプロデュースによる4thアルバム『オレらは肉の歩く朝』をリリース。また、同年12月には『ハッピーランチ』をリリースする。
- 2016年
- 12月、みうらじゅん原作・安齋肇が初監督を務める映画『変態だ』で主演を務め、劇中では極寒の冬山で亀甲縛りなど過激なシーンを体当たりで演技する。
- 2017年
- 2018年
- 1月、倉科カナ主演のNHK BSプレミアムのドラマ『あったまるユートピア』に主題歌「いのちのきらめき」を提供。前野自身もドラマに出演した。
- 4月、オリジナルアルバムとしてはおよそ4年ぶりの6thアルバム『サクラ』をリリース。プロデューサーに荒内佑(cero)、石橋英子、岡田拓郎(ex.森は生きている)、武藤星児を起用している。CDの帯には『平成よ、ありがとう 愛があって、歌があった。』と記されており、ネオ・アダルトミュージックの誕生を謳っている。
- 2019年2〜3月
- 舞台『世界は一人』(PARCO Produce、岩井秀人作・演出)で音楽・ボーカル・演奏を担当。
舞台
- コドモ発射プロジェクト『なむはむだはむ』(2017年2月 - 3月、東京芸術劇場シアターウエスト)[2]
- PARCO Produce『世界は一人』(2019年2月 - 3月、東京芸術劇場プレイハウス)
- 松江哲明は「鴨川」のMVも手がけている[8]。
- 「前野健太 with おとぎ話」でしか披露されない「チョコレート・ファッション・ブルース」という曲がある。
- 2ndアルバムのジャケットは、漫画家の本秀康が手がける。
- 2012年7月4日にディスクユニオン新宿本館BF日本のロック・インディーズ館の10周年を祝して発売された『ディスクユニオン新宿本館日本のロックインディーズ館10周年CD』の5曲目には、「前野健太 with おとぎ話」のおとぎ話による彼の2作目『さみしいだけ』収録の「さみしいだけ」のカヴァーが収録されている。
- 劇作家の原田ゆうは幼なじみであり、小・中学校の同級生である。
出演者・スタッフ NHK神戸放送局 兵庫発地域ドラマ「あったまるユートピア」特設サイト