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廣木隆一による2009年の映画 ウィキペディアから
『余命1ヶ月の花嫁』(よめいいっかげつのはなよめ)は、一人の女性が送った闘病生活を題材とした日本のノンフィクション物語である。
2007年(平成19年)5月10日と5月11日にTBS系列の報道番組『イブニング・ファイブ』にて「24歳の末期がん」ドキュメンタリー特集として放送され、放送終了後も大反響を呼び、同年7月17日に特番『余命1ヶ月の花嫁/乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ』が高視聴率を記録。同年12月にはそれに関した本が刊行40万部を突破した[1]。
これをきっかけにTBSと系列各局が中心となった「ピンクリボンプロジェクト」キャンペーンが展開され、ドキュメンタリーをもとに、2009年に映画が公開、2010年には舞台が上演された。
主人公である長島千恵は24歳ながら2007年(平成19年)4月にすでに末期の乳がんに冒されていた。宣告された余命は1ヶ月。しかし「がんと闘う自分の思いを同世代の人たちに伝えたい」と取材に応じてくれた。
彼女の最大の夢は「ウエディングドレスを着ること」であった。千恵の夢を叶えるため、彼女の恋人・赤須太郎との模擬結婚式を友人たちが計画し、2007年4月5日に婚姻届は出さずに結婚式を挙げる。
模擬結婚式の直後に容態が急変し、骨や肺にもがんが転移。そして1ヶ月後の5月6日16時42分に、彼女は24歳の若さで永眠した。
このルポルタージュが『イブニング・ファイブ』で放送後、再放送の反響が大きかったため、2007年(平成19年)7月18日に『水トク!』の枠で、未公開映像を含めた2時間のドキュメンタリー作品として制作された。
さらにこの反響を得て、2008年(平成20年)5月7日に、この番組を授業に取り入れた学校や、長島千恵死去後の父・長島貞士の様子を新撮したアンコール版が同じ枠で放送され、その後TBSチャンネルでも放映された。
2009年(平成21年)5月9日にこれを題材にした映画が公開された。制作会社は東宝。
2005年(平成17年)10月イベントコンパニオンをしている千恵は、幕張メッセで開催されるCEATEC JAPANでソニーのブラビア発表イベント会場で知り合った太郎と交際を始めるが、千恵は乳がんに侵され、太郎の元を離れる。太郎の千恵への想いは変わることがなく、千恵を屋久島まで追いかけ一緒に生きることを伝え、千恵も太郎と生きることを決意する。しかし千恵は乳がんを再発し、父・貞士と叔母・加代子に医師から余命1ヶ月と告知される。
東京 2010年(平成22年)6月15日-6月27日 大阪 7月2日-7月4日
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