伊藤強

日本の音楽評論家 ウィキペディアから

伊藤 強(いとう つよし、1935年昭和10年〉1月2日[1] - 2016年平成28年〉12月15日)は、日本音楽評論家[2][3][4]

略歴

日本統治時代の朝鮮京城(後のソウル特別市)に生まれる[2][3]

1958年東北大学文学部を卒業後、『週刊読書人』を経て、1959年から1970年まで報知新聞社に所属し、おもに文化部記者として活動する[2][3][4]

1970年から、フリーで音楽評論を開始[2][4]1972年以降、NHKラジオ『音楽アラカルト』の金曜日のパーソナリティを務めている[2][3]

1997年から2003年にかけて、トークライブ「伊藤強の昭和史」を企画運営した[5]

2000年から2004年まで、日本レコード大賞審査委員長をつとめた[3]

料理が趣味で、1977年に設立された男子厨房に入る会の設立会員となり、1999年には第3代会長となった[2][3][4]

「世田谷・九条の会」呼びかけ人を務めていた[6]

2016年12月15日、誤嚥性肺炎のため死去[7]81歳没

テレビ

ラジオ

  • 音楽アラカルト(NHKラジオ第1)
  • お楽しみワイド
  • 歌の星座(NHKラジオ第1)
  • 全国歌謡ベストテン[1]
  • カネボウ・ニューミュージック・ナウ(FM東京)[1]
  • リクエストコーナー(NHKラジオ第1)[1]

おもな著書

単著

  • 加藤登紀子の世界、共同音楽出版社、1975年
  • 『それはリンゴの唄から始まった:戦後世代の芸能史』駸々堂出版、1984年
  • 『歌謡界とっておきの話』シンコー・ミュージック、1985年
  • 『日本の歌手"50+1"人:TV世代に夢をつれてきた』日本テレビ放送網、1990年
  • 『マヒナ主義和田弘』サンクリエイト 1995
  • 『今夜は、男厨!:料理を遊び、食を楽しみ、音を愛でるひとときエッセイ、ウィザードプレス/キングベアー出版、1999年

共著

  • 『ザ・芸能界 おもしろタレント学』加東康一共著 ミュージック・アット・チョイス編 全国朝日放送 1986
  • 『きみはスターになれるか』加東康一共著 一季出版 1988

脚注

外部リンク

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