Remove ads
東京都出身のレーシングドライバー ウィキペディアから
伊沢 拓也(いざわ たくや、1984年6月1日 - )は、東京都出身のレーシングドライバー。
伊澤 拓也[1] | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1984年6月1日(40歳) |
出身地 | 東京都 |
SUPER GTでの経歴 | |
デビュー | 2007 |
所属 | NAKAJIMA RACING |
車番 | 64 |
過去所属 |
RollingStone Real Racing TEAM KUNIMITSU ウイダー モデューロ 童夢レーシング ARTA |
出走回数 | 126 |
優勝回数 | 7 |
ポールポジション | 4 |
過去参加シリーズ | |
2004-2005 2006-2007 2008-2012 2013-2018 2014 |
フォーミュラ・ドリーム 全日本F3選手権 フォーミュラ・ニッポン スーパーフォーミュラ GP2 |
1996年にカートレースでデビューする。2年後の1998年には全日本カート選手権に参戦する。2002年には鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラクラス(略称SRS-F)に入校し、首席で卒業するとともにスカラシップを獲得した。同年には、日本で初の限定A級ライセンス[2]を日本自動車連盟(JAF)から発給され、F4選手権シリーズに参戦してシリーズ5位の実績を残した。
2003年は戦場をヨーロッパに求めてドイツを拠点とし、ドイツ及びユーロの両フォーミュラ・ルノーシリーズを戦った。この年には、帰国直後にフォーミュラ・ドリームにスポット参戦を果たし、練習走行もほとんど出来ない中で優勝を飾るという離れ業をやってのけ、才能の片鱗を覗わせた。2004年と2005年は、フォーミュラ・ドリームにフル参戦する。時折速さを見せ付けるものの、同じ時期には圧倒的な強さでフォーミュラ・ドリームを勝ち続ける塚越広大の存在もあって1勝に終わった。それまで順調に歩みを進めてきた彼にとっては初めての挫折を味わうことになった。
良い結果を残せなかった伊沢は、2006年のシート喪失の危機を迎えていたが、伊沢の走りを評価していた戸田レーシングの戸田幸男監督に誘われ、全日本F3選手権にデビューし、2度勝利を挙げるもシリーズ成績は6位に留まった。2007年は引き続き全日本F3選手権にHonda Team Realから参戦したが、勝利することが出来ずシリーズ6位で終わった。また、SUPER GTの第6戦鈴鹿1000kmでは、REAL NSXの第3ドライバーとしてスポット参戦、5位入賞を果たした。
2008年は、AUTOBACS RACING TEAM AGURIより全日本選手権フォーミュラ・ニッポンとSUPER GTのGT500クラスに参戦、それぞれシリーズ10位及び8位と結果を残し、フォーミュラ・ニッポンではデビュー戦で予選2番手を獲得し「驚速の新人」と注目を集めた[3]。
2009年は、SUPER GTは引き続きAUTOBACS RACING TEAM AGURIから参戦し、2勝を挙げランキング2位。車両及びエンジンが一新されたフォーミュラ・ニッポンではTEAM DANDELION RACINGに移籍し[3]、開幕戦富士で2位表彰台を獲得するなどランキング8位となった。
2010年は、フォーミュラ・ニッポンには引き続きTEAM DANDELION RACINGから参戦するが、SUPER GTはTEAM KUNIMITSUに移籍。HSV-010 GTのデビュー戦であったSUPER GT開幕戦では、荒れたコンディションの中粘り強い走りを見せて、3位表彰台を獲得した。
2012年はフォーミュラ・ニッポンでは開幕戦鈴鹿でポールポジションを獲得、第6戦菅生では念願の初優勝を飾り、最終戦鈴鹿第1レースやJAFグランプリも制すなど成果をあげ、ドライバーズランキング3位と大躍進を遂げた。
2014年はGP2にARTグランプリから参戦。当初は欧州での活動に専念する予定だったが、同年8月に道上龍率いる新チーム「DRAGO CORSE」からスーパーフォーミュラに参戦することが発表され、日本と欧州を掛け持ちする形になった。
2015年は国内に復帰。REAL RACINGからスーパーフォーミュラに参戦。SUPER GTはTEAM KUNIMITSUに復帰し山本尚貴とのコンビを再結成。開幕戦では2位表彰台を獲得した。
2018年はSUPER GTにのみ参戦し、2009年まで所属していたAUTOBACS RACING TEAM AGURIに戻り、野尻智紀とコンビを結成、
2020年はModulo Nakajima Racingに移籍し、大津弘樹とコンビを結成、
2023年より、SUPER GTでは太田格之進とのコンビで参戦する。一方でスーパーフォーミュラでは、Nakajima Racingで監督を務めることになった[4]。
年 | チーム | エンジン | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 順位 | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年 | Honda TODA RACING | TODA | FSW1 8 |
FSW2 Ret |
SUZ1 4 |
SUZ2 1 |
TRM1 13 |
TRM2 5 |
OKA1 3 |
OKA2 5 |
SUZ1 2 |
SUZ2 1 |
AUT1 3 |
AUT2 7 |
FSW1 6 |
FSW2 4 |
SUG1 6 |
SUG2 7 |
TRM1 3 |
TRM2 5 |
6位 | 151 | |||
2007年 | Honda TEAM REAL | 無限 | FSW1 Ret |
FSW2 8 |
SUZ1 7 |
SUZ2 8 |
TRM1 5 |
TRM2 3 |
OKA1 5 |
OKA2 4 |
SUZ1 9 |
SUZ2 6 |
AUT1 4 |
AUT2 4 |
AUT3 3 |
FSW1 4 |
FSW2 6 |
SEN1 Ret |
SEN2 5 |
SEN3 7 |
TRM1 Ret |
TRM2 6 |
6位 | 120 |
(key)
年 | チーム | シャシー | エンジン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 順位 | ポイント | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2008年 | AUTOBACS RACING TEAM AGURI | ローラ・FN06 | ホンダ | FSW Ret |
SUZ 9 |
TRM 4 |
OKA 5 |
SUZ1 12 |
SUZ2 Ret |
TRM1 Ret |
TRM2 12 |
FSW1 18 |
FSW2 17 |
SUG 8 |
10位 | 19 | |
2009年 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | スウィフト・017.n | ホンダ | FSW 2 |
SUZ 7 |
TRM DNS |
FSW Ret |
SUZ 8 |
TRM 9 |
AUT 6 |
SUG 11 |
8位 | 14 | ||||
2010年 | SUZ 5 |
TRM 11 |
FSW 9 |
TRM 11 |
SUG 6 |
AUT Ret |
SUZ1 11 |
SUZ2 11 |
11位 | 7 | |||||||
2011年 | SUZ 4 |
AUT 6 |
FSW 10 |
TRM 6 |
SUZ C |
SUG DSQ |
TRM1 Ret |
TRM2 10 |
9位 | 11 | |||||||
2012年 | SUZ 6 |
TRM 4 |
AUT 2 |
FSW 13 |
TRM 5 |
SUG 1 |
SUZ1 1 |
SUZ2 6 |
3位 | 41.5 | |||||||
2013年 | SUZ 1 |
AUT Ret |
FSW 5 |
TRM Ret |
INJ C |
SUG Ret |
SUZ1 10 |
SUZ2 9 |
7位 | 15 | |||||||
2014年 | DRAGO CORSE | ダラーラ・SF14 | ホンダ | SUZ | FSW1 | FSW2 | FSW | TRM | AUT | SUG Ret |
SUZ1 14 |
SUZ2 14 |
NC | 0 | |||
2015年 | REAL RACING | SUZ 7 |
OKA 7 |
FSW 11 |
TRM 10 |
AUT 12 |
SUG Ret |
SUZ1 8 |
SUZ2 15 |
13位 | 4.5 | ||||||
2016年 | SUZ Ret |
OKA 3 |
FSW 11 |
TRM 14 |
OKA1 16 |
OKA2 8 |
SUG 13 |
SUZ1 16 |
SUZ2 Ret |
16位 | 3.5 | ||||||
2017年 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING | SUZ 8 |
OKA1 14 |
OKA2 Ret |
FSW 6 |
TRM Ret |
AUT 15 |
SUG 8 |
SUZ1 C |
SUZ1 C |
13位 | 5 | |||||
2018年 | TCS NAKAJIMA RACING | SUZ 5 |
AUT C |
SUG 14 |
FSW 15 |
TRM 14 |
OKA 14 |
SUZ 16 |
16位 | 4 |
(key)
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.