伊勢大橋
三重県の橋 ウィキペディアから
三重県の橋 ウィキペディアから
伊勢大橋(いせおおはし)は、三重県桑名市の長良川、揖斐川にかかる国道1号の橋である[1]。
長良川と揖斐川の合流区域に位置し、千本松原の南端を跨ぐ。千本松原の上を走る県道(三重県道106号桑名海津線)が橋に直接接続しており、橋の中ほどに丁字路交差点がある(中堤入口交差点)。なお、中堤入口交差点および西詰交差点においては7:00 - 19:00の間、長島町方面からの下り車両は右折禁止である。
伊勢大橋の開通前、三重県営の渡船が運航されていたが、重量物の運搬ができず、天候にも左右されたため、国庫の補助を得て建設された[2]。1930年(昭和5年)9月に起工し、まず間組が下部を建設、続いて大阪鉄工所が上部を、日本鉱業と大日本アスファルト工業が橋面舗装を行い、1934年(昭和9年)5月に竣工した[2]。当時は東洋一であった。太平洋戦争時、交通重要地点としてアメリカ軍の攻撃目標となっており、現在も数か所に機銃掃射の弾痕が見られる。爆撃も受けているが、爆弾は外れたという[3]。
橋の竣工を記念し花火大会が催され、桑名水郷花火大会として現在まで続いている。
老朽化のため架替事業が予定されており、2015年(平成27年)9月19日に桑名市役所長島町総合支所で着工式が挙行された[1]。計画ではまず2車線の新橋を建設し、旧橋を撤去、その後2車線を追加して計4車線の橋を建設する予定である[1]。新橋は1,012mで総事業費490億円、5年での完成を目標としている[1]。この事業には伊勢大橋周辺の桑名市東部の国道1号を4車線に拡幅する工事も含まれている[1]。
(上流)- 長良川大橋 - 揖斐長良川水管橋 - 揖斐長良川橋(東名阪自動車道) - 揖斐・長良川橋梁(JR関西本線) - 揖斐・長良川橋梁(近鉄名古屋線) - 伊勢大橋(国道1号) - 長良川河口堰 - 揖斐長良大橋(国道23号:名四国道) - 湾岸揖斐川橋(伊勢湾岸自動車道) - (下流・河口)
(上流) - 油島大橋 - 揖斐長良川水管橋 - 揖斐長良川橋(東名阪自動車道) - 揖斐・長良川橋梁(JR関西本線) - 揖斐・長良川橋梁(近鉄名古屋線) - 伊勢大橋(国道1号) - 揖斐長良大橋(国道23号:名四国道) - 湾岸揖斐川橋(伊勢湾岸自動車道) - (下流・河口)
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