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日本の映画 ウィキペディアから
『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(かめんライダー れいわ ザ ファースト ジェネレーション)は、2019年12月21日より東映系で公開の日本の映画作品。略称は『令ジェネ』[2][3]。
仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ ジェネレーション | |
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監督 | 杉原輝昭 |
脚本 | 高橋悠也 |
原作 | 石ノ森章太郎 |
製作 | |
出演者 | |
音楽 | |
主題歌 |
J×Takanori Nishikawa 「Another Daybreak」01 Movie Edition |
撮影 | 倉田幸治 |
編集 | 金田昌吉 |
制作会社 | 東映テレビ・プロダクション |
製作会社 | 「ゼロワン/ジオウ」製作委員会 |
配給 | 東映[注釈 1] |
公開 | 2019年12月21日 |
上映時間 | 98分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9億3,000万円[1] |
前作 | 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer |
次作 |
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キャッチコピーは「決して、交わってはならない[4]」「ジオウ、終幕の日。[4]」「ゼロワン、誕生の日。[4]」「交差する2つの世界の先に、待ち受けるものとは―。[5]」。
特撮テレビドラマ『仮面ライダーゼロワン』と『仮面ライダージオウ』をメインとしたクロスオーバー作品[6]。ゼロワンとしては初、ジオウとしては3本目の劇場作品。
劇場版限定ライダーとして、仮面ライダー001と仮面ライダー1型が登場する。本作品の新規ライダーおよび新規怪人は、すべて「1号」を意味したものとなっている[7]。
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飛電ゼロワンドライバーを奪われ、仮面ライダーゼロワンに変身できなくなった飛電或人が、フォースライザーにライジングホッパープログライズキーを装填して変身する仮面ライダー[15][16]。001の読みは「ゼロゼロワン」[8]。
変身音声は「ライジングホッパー!A jump to the sky turns to a riderkick. Break Down.」[17][18]。
オーバーロード状態となったライダモデルによって強制的に力を引き出し、全身の装甲にしている[15]。通常のゼロワンと異なり武器を持たないため、超加速による攻撃で戦う[15]。だが、変身には激痛が伴い、戦闘中もゼロワンに比べて肉体への極度な負担がかかる[出典 1]。
仮面ライダーの開発を進めていた飛電其雄がサイクロンライザーにロッキングホッパーゼツメライズキーを装填して変身する仮面ライダー[出典 3]。1型の読みは「いちがた」[26][27]。
変身音声は「サイクロンライズ!ロッキングホッパー!Type-One.」[25]。
『ゼロワン』に登場する仮面ライダーのプロトタイプで、既に2007年の時点で完成していた[出典 4]。強化粒子を首元のサイクレッドマフラーから放出することで、超加速による格闘戦を得意とし、サイクロンライザーとゼツメライズキーの潜在力もあるため、ゼロワン以上の戦闘力を発揮する[出典 5]。
ジオウなどを演じた高岩は、これまでの冬映画では現行作品の主役ライダーのスーツアクターを務めており、前作品のスーツアクターは代役が務めていたが、本作品で初めて前作品のライダーを演じることとなる[51]。
ジャパンアクションエンタープライズ出演情報[52]、パンフレット[22]より。
『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』で平成仮面ライダーを総括し、『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』で集大成と呼ばれるところまで到達したため、その括りは考えずに令和の1号ライダーである『ゼロワン』を軸とした「始まり」感を強く意識したコンセプトにし、ゼロワンが何のために生まれたのかを描く物語となった[68]。プロデューサーの白倉からは『ジオウ』と『ゼロワン』が絡まなくてもいいと言われたため、別角度から同じ事件を解決する形で考えていたが、絡ませないと難しかったことから、『ジオウ』ベースの話にシフトすることとなった[69]。令和の最初の仮面ライダー作品の映画のため、ゼロワンの誕生秘話を描くこととなり、「仮面ライダーとは何か」というのを仮面ライダーという存在にあまり詳しくない人や今の子供たちに表現するため、ゼロワンのルーツとして1型を登場させることとなった[70]。人間とAIの話を描いたテレビシリーズであるため、ある種人間側に立っていたヒューマギアの其雄がどう人間を見ているのかを描くものとなった[69]。
ストーリーは、『ゼロワン』の主人公である飛電或人とその父である其雄の関係を描くことで、或人のアイデンティティを掘り下げるとともに、父親超えを描くこともテーマとしている[7]。脚本の高橋は、『ジオウ』がタイムトラベルをする話であったため、或人が過去にタイムスリップして既に亡くなった父の其雄と交流してゼロワン誕生の真実に迫るという展開とともに、ある意味父親を超えるという話は初代仮面ライダーも生みの親でもあるショッカーを倒すという話のため、原典に少なからず関わった話になったという[70]。そして、ゼロワンの始まりを描くにあたって、ヒューマギアの其雄は初代『仮面ライダー』でいう改造人間ということと同義であるため、其雄も『ゼロワン』の世界における1号ライダーであったと考え、人間の仮面ライダーである或人が、改造人間である仮面ライダーの其雄からその意志を継承する展開となった[68][69]。そのため、第1話の其雄のシーンは本作品のテーマ自体が決まる前に制作されたものだが、そこに繋がる種を蒔いておき、それを掘り下げる形で芽を出すこととなったため、本作品を観終わった後に第1話を観ることでそのシーンがより深くわかるようになっており[68]、本作品に合わせてテレビシリーズの過去の設定を作り、テレビシリーズでそれを回収した形となった[71]。
初代仮面ライダーが、ショッカーという悪の組織に兵器として作られたが、正義のヒーローになるという根本的な流れがあったため、本作品も原点に立ち返って敵側に「本来仮面ライダーは悪の兵器」という思想を持たせて、破壊活動をさせる形となっている[70]。近年の仮面ライダーシリーズでは、敵側の力を正義の力として利用して戦う流れが多かったが、『ゼロワン』ではそれを具体的に描いていなかったため、悪の力の中から正義の心持った人たちがゼロワンを作っていく経緯を描いた物語となっている[70]。
スタッフは、監督の杉原輝昭と脚本の高橋悠也ら『ゼロワン』側のスタッフが中心となっている[6]。高橋は、『ジオウ』の扱いについては同番組のチーフプロデューサーであった白倉伸一郎が監修を務め、彼のアイデアに助けられたと述べている[7][70]。
ウィル役の和田は、飛電インテリジェンスの新たな社長になるため、人間ではなくヒューマギアの社長として登場させるため、説得力や存在感のある人物としてオファーされた[38]。フィーニス役の生駒は、仮面ライダーシリーズのファンであり、以前から出演したいと言っていた情報を彼女と仕事をしていたスタッフから聞いており、前作の『平成ジェネレーションズ FOREVER』のゲストであったティード役の大東駿介との差別化の意味で女性的な外見だが、一人称は「僕」という謎めいた存在の役として、出演に至った[38]。
2020年5月13日発売。Blu-ray / DVDでリリース。
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