今泉喜一郎

今泉 喜一郎（いまいずみ きいちろう、1937年6月24日 - ）は、群馬県桐生市出身の元プロ野球選手。群馬県立桐生高等学校卒業。甲子園準優勝投手でもある。右投げアンダースロー。

今泉 喜一郎

基本情報
国籍	日本
出身地	群馬県桐生市
生年月日	(1937-06-24) 1937年6月24日（87歳）
身長 体重	174 cm 67 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	1956年
初出場	1956年
最終出場	1959年
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
群馬県立桐生高等学校 大洋ホエールズ (1956 - 1959)
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来歴・人物

群馬県立桐生高等学校ではエースとして活躍。1953年秋季関東大会に進むが、1回戦で水戸農に敗退。1年上のチームメートに浦田直治がいた。1955年には同期の田辺義三とバッテリーを組み、春夏の甲子園に出場。春の選抜は準々決勝で明星高を相手にノーヒットノーランを達成^[1]。決勝まで勝ち上がり浪華商と対戦した。浪華商の四番打者坂崎一彦に対し、桐生高監督の稲川東一郎は徹底敬遠を指示する。しかし全打席敬遠はノーヒッターとしてのプライドが許さず、第3打席に勝負を決意するも2点本塁打を喫し逆転を許す。9回に同点に追いつくが、延長11回裏にスクイズを決められ3－4でサヨナラ負け、準優勝にとどまった^[1]。夏の選手権は、2回戦で日大三高の並木輝男らに抑えられ敗退。1年下に外野手の間所宏全（阪急）がいる。

1956年に大洋ホエールズに入団、外野手に転向する。二軍暮らしが長かったが、1958年のシーズン後半には主に右翼手として13試合に先発出場。1試合だけではあるが三番打者としても起用されている。しかしその後は出場機会に恵まれず、1959年限りで引退^[1]。

詳細情報

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	塁 打	打 点	盗 塁	盗 塁 死	犠 打	犠 飛	四 球	敬 遠	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率	長 打 率	O P S
1956	大洋	2	2	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	1	0	.000	.500	.000	.500
1957		6	6	6	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	6	0	.000	.000	.000	.000
1958		21	49	46	5	12	1	0	3	22	6	1	0	0	1	2	0	0	11	2	.261	.292	.478	.770
1959		9	10	9	2	3	0	0	0	3	1	0	1	0	0	1	0	0	3	0	.333	.400	.333	.733
通算：4年		38	67	62	7	15	1	0	3	25	7	1	1	0	1	4	0	0	21	2	.242	.288	.403	.691

背番号

• 34 （1956年 - 1959年）

関連項目

• 群馬県出身の人物一覧
• 横浜DeNAベイスターズの選手一覧

脚注

1. プロ野球人名事典 2003（2003年、日外アソシエーツ）、65ページ

外部リンク

• 個人年度別成績 今泉喜一郎 - NPB.jp 日本野球機構