井辺康二

ウィキペディアから

井辺 康二(いべ やすじ、1959年7月21日 - )は、静岡県[1]出身の元プロ野球選手投手)・コーチ。

概要 金沢学院大学硬式野球部 コーチ, 基本情報 ...
井辺 康二
金沢学院大学硬式野球部 コーチ
基本情報
国籍 日本
出身地 静岡県磐田郡佐久間町(現:浜松市天竜区
生年月日 (1959-07-21) 1959年7月21日(65歳)
身長
体重
180 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1981年 ドラフト1位
初出場 1983年10月4日
最終出場 1992年5月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • 千葉ロッテマリーンズ (1993 - 1994)
  • 東海大学(2019 - 2023)
  • 金沢学院大学(2024 - )
閉じる

経歴

江川卓が中学一年まで学んだ事で知られる、磐田郡佐久間中学(現浜松市立佐久間中学)卒業。東海大一高では本格派好投手として注目を集め、3年次の1977年には夏の県大会で決勝に進むが、掛川西高に0-1で惜敗し甲子園には出場できなかった。

高校卒業後は、東海大学に進学。在学中は首都大学野球リーグで5度優勝。リーグ通算39試合登板、22勝3敗、防御率1.42、224奪三振。1年生春季のリーグ戦でいきなり6勝無敗の成績で最優秀投手とベストナインに選ばれた。そのまま当時のリーグ記録である19連勝を記録した[1]1979年の第8回日米大学野球選手権大会日本代表に選出される。しかし3年時の秋季リーグ以降は、白武佳久らのいた日体大の台頭により優勝から遠ざかる。大学の一期上に原辰徳津末英明ら、同期には伊藤寿文、同郷の青山道雄がいた。

1981年プロ野球ドラフト会議ロッテオリオンズから1位指名を受け入団[1]

速球に威力があり先発の柱として期待され、2年目の1983年に一軍デビューを果たすが、制球力に難があり伸び悩む[2]。その後は主に中継ぎとして起用され、1991年には4勝をあげた。1992年限りで現役を引退。

1993年1994年はロッテの投手コーチ[1]、その後は球団広報を経て、スカウトを歴任した[3]2018年限りで退団[4]

佐久間小学校、佐久間中学の大先輩に江川卓がいる。

ロッテ退団後は、母校・東海大学の野球部コーチを経て金沢学院大学野球部コーチを務める。

詳細情報

年度別投手成績

さらに見る 年 度, 球団 ...




















































W
H
I
P
1983 ロッテ 32100110--.5006915.113111015001095.281.57
1984 150000100--1.00013229.22142312180015103.031.48
1986 445200241--.333497112.1125174626751051493.931.52
1987 140000020--.0007414.2200901122014127.361.98
1988 240000030--.00022650.15122332221029244.291.47
1989 100000000------7917.118214116201184.151.85
1990 200000203--1.00018443.23352821212013132.681.40
1991 290000420--.66723553.24133231424021172.851.36
1992 90000000------4610.191601701443.481.45
通算:9年 168730010124--.4551542347.13313519212162081211681463.781.51
閉じる

記録

背番号

  • 19 (1982年 - 1992年)
  • 79 (1993年 - 1994年)

脚注

関連項目

外部リンク

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.