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上山 道郎(うえやま みちろう、1970年5月14日[1] - )は、日本の漫画家。埼玉県出身。男性。同じく漫画家の上山徹郎は実弟である[1]。代表作に『機獣新世紀ZOIDS』『ツマヌダ格闘街』など。
デビュー前は主に樫本学ヴのアシスタントをしていた[2]。1990年に『怪奇警察PSY-POLICE』で第27回小学館新人コミック大賞児童部門(第20回藤子不二雄賞)の佳作を受賞し、同作が同年12月発売の『月刊コロコロコミック スーパー新年増刊』(小学館)に掲載されデビュー[3]。その後『別冊コロコロコミック』(小学館)1991年8月号および10月号において読切版『怪奇警察サイポリス』を発表し、これらを下地とした連載版『怪奇警察サイポリス』を『月刊コロコロコミック』(小学館)1992年1月号から1995年7月号まで連載した。なおデビューから連載開始までの間に『電脳探偵K-13』で第28回小学館新人コミック大賞にも入賞している[4]。
『怪奇警察サイポリス』終了後も『月刊コロコロコミック』にていくつか作品を発表し、1999年5月号よりテレビアニメ『ゾイド -ZOIDS-』のメディアミックス作品『機獣新世紀ZOIDS』の連載を開始する。連載は2001年10月号にて終了するが、その後自身のWebサイト上で『機獣新世紀ZOIDS EX』として続編を執筆している。ただしこれはあくまで個人的な活動であるため、トミーや小学館などとは全く関係のない作品である。
2006年10月には『ヤングキング』(少年画報社)21号より、自身初の青年漫画作品となる『ツマヌダ格闘街(ツマヌダファイトタウン)』の連載を開始。2009年に『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)へ移籍した後、2011年に『月刊ヤングキング(現・月刊ヤングキングアワーズGH)』(少年画報社)へ再移籍して2016年まで連載した。その後、同誌で『怪奇警察サイポリス』の実質的な続編にあたる『オニヒメ』を2018年まで連載。
2020年、『月刊ヤングキングアワーズGH』(少年画報社)5月号より、『悪役令嬢転生おじさん』の連載を開始。これは同人漫画としてSNSで公開したもの[5]が大きな反響を得たことで商業化に繋がっている。また、2024年1月4日発売の第6巻にて、アニメ化の決定を発表した。これは純粋な上山の作品としては初めての事となる。
児童誌で作品を発表していたころはSF要素などを織り交ぜる作品の比率が高く、児童漫画に多々見られるギャグ中心の作品は少ない。そのため当時は、主に年齢が高い読者に支持されることが多かったという[6]。また、1996年より連載を開始した『鉄鋼闘機ガイラ』時から漫画制作にパソコン(Macintosh)を使用し始め[7]、このころからアシスタントを起用していない[2]。2006年より連載を開始した『ツマヌダ格闘街』からは、自身で撮影した写真を加工して背景に使用している[8]他、2020年より連載を開始した『悪役令嬢転生おじさん』では、Blenderによる自作3DCGモデル[9]や、Unreal Engineによるダンジョン[10]を作画に使用している。
なお海道ワタル名義で成年誌に漫画作品が掲載されたこともあるが、内容は非常にライトであり性的描写が存在しない。これは長年児童誌で描いてきた耐性が存在するためとのこと[11]。
また自身のブログやpixivに「F絵」と称する藤子・F・不二雄風のパロディイラストを多数掲載しており、インターネット上において度々話題となっている[12]。2014年に再放送されたテレビアニメ『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』第5話のエンドカード担当となった際には、この藤子・F・不二雄風イラストを提供した[13]。また、逆に藤子キャラを現代風のタッチで描いたパロディイラストも掲載している。
以下全て単行本未収録。
以下全て成年漫画雑誌『COMICペンギンクラブ』(辰巳出版)掲載。単行本未収録。いずれも自身のWebサイト上で公開している。
各巻の詳細は各リンク先を参照。
この他コンテンツワークスが運営するウェブサイト「コミックパーク」にて、2010年より『怪奇警察サイポリス』のオンデマンド版が発売中[19]。
など。
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