三菱・6A1型エンジン
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三菱・6A1型エンジンは、三菱自動車工業(以下三菱自工)が開発し、1991年12月から2009年12月まで製造したV型6気筒ガソリンエンジンの系列であり、中でも1.6Lの6A10は世界(業界)最小のV型6気筒エンジンの一つとしても知られる。シリンダーブロックは鋳物鋳鉄製、排気量は1.6Lから2.5Lまであり、排気量に応じて様々なシリンダーヘッドが組み合わされ、出力の強化が図られている。本機種の登場後も、3.0L以上のV6エンジンは引き続き6G7型が搭載されていた。
2023年現在では三菱自工の現行の自製車両には搭載されていないほか、かつて三菱自工と提携していたマレーシアのプロトンへのOEM供給が2009年12月まで行われていた。
6A10
- 排気量 — 1,597 cc
- ボア — 73.0 mm
- ストローク — 63.6 mm
DOHC
搭載車種
6A11
- 排気量 — 1,829 cc
- ボア — 75.0 mm
- ストローク — 69.0 mm
SOHC
搭載車種
- 1992–96 三菱・ギャラン/エテルナ/エメロード
- 1995–98 三菱・ミラージュ
- 1995–98 三菱・ランサー
6A12
- 排気量 — 1,998 cc
- ボア — 78.4 mm
- ストローク — 69.0 mm
SOHC
搭載車種
- 1992–96 三菱・ギャラン/エテルナ/エメロード
- 1992–94 三菱・ディアマンテ
- 1992–96 三菱・シグマ
- 1996–97 三菱・レグナム
DOHC & sports ECU
搭載車種
- 1994–2000 三菱・FTO
- 1992–96 三菱・ギャラン/エテルナ/エメロード
- 1999-現在 プロトン・ペルダナ
- 2005-現在 プロトン・ワジャ チャンセラー
DOHC & MIVEC
搭載車種
DOHC ツインターボ
搭載車種
- 1992–96 三菱・ギャラン VR-4
- 1992–96 三菱・エテルナ XX-4/GT
- 1994–96 三菱・ギャランスポーツ GT
6A13
- 排気量 — 2,498 cc
- ボア — 81.0 mm
- ストローク — 80.8 mm
SOHC

搭載車種
DOHC ツインターボ
搭載車種
- 1996–2002 三菱・ギャラン VR-4
- 1996–2002 三菱・レグナム VR-4
関連項目
参考資料
- "Engine Epic Part 8 - Mitsubishi Engines", Michael Knowling, Autospeed, issue 48, 21 September, 1999
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