三川駅 (新潟県)

三川駅（みかわえき）は、新潟県東蒲原郡阿賀町白崎にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）磐越西線の駅である^[2]。

三川駅[* 1]
駅舎（2023年4月）
みかわ Mikawa
◄津川 (7.4 km) (4.2 km) 五十島►
所在地	新潟県東蒲原郡阿賀町白崎[2] 北緯37度42分29.70秒 東経139度22分53.16秒
所属事業者	東日本旅客鉄道（JR東日本）
所属路線	■磐越西線
キロ程	144.4 km（郡山起点）
電報略号	ミカ
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線[1]
乗車人員 -統計年度-	93人/日（降車客含まず） -2006年-
開業年月日	1913年（大正2年）6月1日[2][3]
備考	無人駅[1]
1985年に白崎駅から改称[1]。

歴史

• 1913年（大正2年）6月1日^[2]：鉄道院信越線支線（現・磐越西線）馬下駅 - 津川駅間延伸時に白崎駅（しろさきえき）として開設^[1][3]。
• 1914年（大正3年）11月1日：線路名称改定。岩越線所属駅となる^[3]。
• 1917年（大正6年）10月10日：線路改称再改定。岩越線が磐越西線へ改称、同線の駅となる^[4]。
• 1973年（昭和48年）12月1日：貨物取扱廃止^[5]。
• 1983年（昭和58年）2月28日：業務委託駅化^[6]。
• 1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止^[5]。
• 1985年（昭和60年）^[1]3月14日：三川駅（みかわえき）に改称^[5]。同時に簡易委託駅化^[7]。
• 1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる^[8]。
• 1991年（平成3年）11月：交換設備撤去、棒線駅化^[9]。
• 2000年（平成12年）10月：「停車場文庫」開設^[10]。
• 2007年（平成19年）4月1日：無人駅化^[11]。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅^[1]。以前は島式ホーム1面2線を有する交換可能駅であったが、駅舎寄り旧1番線（下り線）の線路は撤去された^[1]。ホーム上の待合室にはSLばんえつ物語号運転に合わせ、駅名標とベンチが新設された^[1]。

新津駅管理の無人駅^[1][11]。以前は簡易委託駅（阿賀町受託）であった。コンクリート造り一部2階建ての駅舎内にはトイレがある。

• 
  待合室（2023年4月）
• 
  ホーム（2023年4月）

利用状況

JR東日本によると、2000年度（平成12年度） - 2006年度（平成18年度）の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

乗車人員推移
年度	1日平均 乗車人員	出典
2000年（平成12年）	125	[12]
2001年（平成13年）	125	[13]
2002年（平成14年）	119	[14]
2003年（平成15年）	118	[15]
2004年（平成16年）	118	[16]
2005年（平成17年）	108	[17]
2006年（平成18年）	93	[18]

駅周辺

駅前

• 三川郵便局
• 阿賀町立三川小学校・中学校
• 阿賀町役場三川支所（旧・三川村役場）
• 阿賀野川ライン舟下り白崎港乗り場
• 国道49号
• 新潟県道136号三川停車場線
• 黒い森
• 三川温泉
• 三川温泉スキー場

バス路線

路線バス

最寄停留所は駅前の「三川駅前」バス停となる。2021年4月1日現在、以下の路線が運転されており、一部を除いて平日のみ運行である^[19][20]。

• ＜新潟交通観光バス＞三川駅 - 三川温泉 - 古岐 線
• ＜新潟交通観光バス＞三川 - 小花地 - 津川 線
• 三川駅 - 赤谷コミュニティワゴン

また、この他町による福祉バスが各方面から特定日に1便ずつ運行されており、当駅周辺の診療所へのアクセスが図られている 。

高速バス

駅前直ぐの国道49号沿いのバス停からは町・東蒲観光バスが運行する高速バス「阿賀町バス」が発着し、新潟市内の病院等と結ばれる（平日のみ運行。クローズド・ドア制となっており、阿賀町内のみでの利用は不可）^[20]。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■磐越西線

• 臨時快速「SLばんえつ物語」停車駅

■普通

津川駅 - 三川駅 - 五十島駅