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日本のロックバンド ウィキペディアから
ロック・パイロット (Rock Pilot、1970年:結成 - 1972年:解散)は、かつて存在した日本のロックバンドである。
1970年(昭和45年)、元ピーターズの中尾喜紀と矢花郁雄、元内田裕也&ザ・フラワーズでもあり元ファニーズの中村健人、元P.S.ヴィーナスの木幡聖彦、秋本良永、吉田茂樹の6人で結成された。同年5月、東京・有楽町の日本劇場での第41回「日劇ウエスタンカーニバル」にザ・スパイダース、ザ・タイガースとともに参加した[1]。
吉田は、翌1971年(昭和46年)1月25日のレコードデビューの前に脱退、木幡がベースにシフトし、5人のメンバーで、当時ザ・タイガースの沢田研二が作曲したシングル『ひとりぼっちの出発』でデビューした。
同年7月、アルバム『ロック・パイロット』をリリース。ライブアクトにはアラン・メリルと組むことが多かった。また、木幡がベースにシフトしたため、近田春夫がキーボードを弾くことがあった。
1972年(昭和47年)1月15日 - 同22日、「日劇新春ウエスタン★カーニバル」にPYGらとともに出演[2]、その後、秋本が脱退、西亜紀人が加入したが、同年6月の東京・霞ヶ丘町の日本青年館でのライブをもって解散した。解散後、ファンクラブのためにライブ・アルバム『LAST DEPARTURE』がリリースされた。メンバーのうち、中尾がローズマリーの結成に参加、その後は、ローズマリーの東冬木(現モト冬樹)と上原おさむとともにジュテームを結成した。
現在CD化された音源は、 1998年(平成10年)6月25日に再発売されたファーストアルバム『ロック・パイロット』のみである[3]。
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