ロス・ヤングス

ロス・ヤングス
*Ross Youngs*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	テキサス州シャイナー
生年月日	1897年4月10日
没年月日	1927年10月22日（30歳没）
身長; 体重	5' 8" ＝約172.7 cm; 162 lb ＝約73.5 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	外野手
初出場	1917年9月25日
最終出場	1926年8月10日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ニューヨーク・ジャイアンツ (1917 - 1926);
アメリカ野球殿堂殿堂表彰者
選出年	1972年
選出方法	ベテランズ委員会選出
	この表について

ロス・ヤングス（Royce Middlebrook Youngs, 1897年 4月10日 - 1927年 10月22日）は、アメリカ合衆国テキサス州シャイナー出身のプロ野球選手（右翼手）。ニックネームは"Pep"（「元気者」の意）。

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1917年、20歳でニューヨーク・ジャイアンツと契約しデビュー。2年目から打率3割を超え、レギュラー右翼手として定着する。ヤングスの実働は10年間だが、毎年安定した外野守備と打撃成績を残した。打率3割を切ったのは1年だけで、ジャイアンツがリーグを4連覇する1921年頃からは年間100得点以上をマークするようになる。1923年にはリーグ最多の121得点を挙げた。当時ジャイアンツを率いていたジョン・マグローは、ヤングスの攻撃的な姿勢を「今まで見た中で一番すばらしい外野手だ」と高く評価していた。マグローの執務室の机には常に2枚の選手の写真が飾ってあり、一人はクリスティ・マシューソン、もう一人はヤングスだったという。

1926年に腎臓病を患い、シーズン途中から欠場。翌1927年に、サンアントニオで30歳で死去した。1972年、ベテランズ委員会がアメリカ野球殿堂入り選手に選出した。選出にあたっては、当時ベテランズ委員会で強い影響力を持っていたフランキー・フリッシュの意向が働いたのではないか、とも言われている。

年度別打撃成績

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年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1917	NYG	7	29	26	5	9	2	3	0	17	1	1	-	2	-	1	-	0	5	-	.346	.370	.654	1.024
1918		121	532	474	70	143	16	8	1	178	25	10	-	8	-	44	-	6	49	-	.302	.368	.376	.744
1919		130	561	489	73	152	31	7	2	203	43	24	-	13	-	51	-	7	47	-	.311	.384	.415	.799
1920		153	671	581	92	204	27	14	6	277	78	18	18	13	-	75	-	2	55	-	.351	.427	.477	.904
1921		141	594	504	90	165	24	16	3	230	102	21	17	18	-	71	-	1	47	-	.327	.411	.456	.868
1922		149	643	559	105	185	34	10	7	260	86	17	9	21	-	55	-	7	50	-	.331	.398	.465	.863
1923		152	689	596	121	200	33	12	3	266	87	13	19	14	-	73	-	5	36	-	.336	.412	.446	.859
1924		133	612	526	112	187	33	12	10	274	74	11	9	6	-	77	-	3	31	-	.356	.441	.521	.962
1925		130	584	500	82	132	24	6	6	186	53	17	11	14	-	66	-	4	51	-	.264	.354	.372	.726
1926		95	421	372	62	114	12	5	4	148	43	21	-	10	-	37	-	2	19	-	.306	.372	.398	.770
通算：10年		1211	5336	4627	812	1491	236	93	42	2039	592	153	*83	119	-	550	-	37	390	-	.322	.399	.441	.839