レディイーライ

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レディイーライ

レディイーライ (Lady Eli[1]) はアメリカ合衆国競走馬繁殖牝馬である。主な勝ち鞍は2014年ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフ(G1)、2015年ベルモントオークス招待ステークス(G1)、2016年フラワーボウルステークス(G1)、2017年ゲイムリーステークス(G1)、ダイアナステークス(G1)。

概要 レディイーライ, 欧字表記 ...
レディイーライ
欧字表記 Lady Eli[1]
品種 サラブレッド
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2012年2月2日(13歳)[1]
Divine Park[1]
Sacre Coeur[1]
母の父 Saint Ballado[1]
生国 アメリカ合衆国
生産者 Runnymede Farm Inc & Catesby W Clay[1]
馬主 Sheep Pond Partner[1]
調教師 チャド・ブラウン アメリカ合衆国
競走成績
生涯成績 14戦10勝[1]
獲得賞金 $2,959,800[2]
勝ち鞍
GIBCジュヴェナイルフィリーズターフ2014年
GIベルモントオークス招待ステークス2015年
GIフラワーボウルステークス2016年
GIゲイムリーステークス2017年
GIダイアナステークス2017年
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戦績

要約
視点

2012年2月2日に誕生。2014年8月にサラトガ競馬場でデビューし、イラッド・オルティス・ジュニア騎乗で初勝利を挙げる。以後、引退までの全レースでオルティスが手綱を取った。2歳時は3戦無敗でブリーダーズカップ・ジュヴェナイルフィリーズターフを制した[1]

2015年ベルモントオークス招待ステークスでG1レース2勝目を挙げ、デビューから無傷の6連勝を達成。しかし、その後難病の蹄葉炎を発症し、1年以上の休養を余儀なくされた。2016年8月に復帰し、初戦のボールストンスパステークスで2着に敗れて初の敗戦を喫したが、次戦のフラワーボウルステークスを制して復活を果たす[3]。続くブリーダーズカップ・フィリー&メアターフは地元のエースとして迎えたが、ランフランコ・デットーリ騎乗の英国馬クイーンズトラスト(Queen's Trust)にハナ差交わされて2着に惜敗した[4]

2017年ゲイムリーステークスダイアナステークスを制し、G1勝利数を5に伸ばした。ラストランの予定であったブリーダーズカップ・フィリー&メアターフで前年の雪辱を期したが、レース中に裂傷を負った影響で初めて連対を外す7着に敗れた。予定されていたセールへの上場も中止され、年が明けるまで現役続行か引退かの結論は定まらなかった[5]

2018年1月16日になって正式に現役引退が発表された[6]。その直後、前年のエクリプス賞最優秀芝牝馬の受賞が決まった[7]

競走成績

以下の内容は、Racing Post[1]の情報に基づく。

さらに見る 出走日, 競馬場 ...
出走日競馬場競走名距離着順騎手着差1着(2着)馬
2014.08.25サラトガ未勝利芝8.5f 1着I.オルティスJr.ハナ(Complicated)
0000.09.28ベルモントパークミスグリヨステークスG3芝8.5f 1着I.オルティスJr.3馬身(Margaret Reay)
0000.10.31サンタアニタBCジュヴェナイルフィリーズターフG1芝8f 1着I.オルティスJr.2馬身3/4(Sunset Glow)
2015.04.12キーンランドアパラチアンステークスG3芝8f 1着I.オルティスJr.2馬身1/2(Miss Temple City)
0000.05.31ベルモントパークワンダーアゲインステークス芝9f 1着I.オルティスJr.1/2馬身(Heath)
0000.07.04ベルモントパークベルモントオークス招待ステークスG1芝10f 1着I.オルティスJr.2馬身3/4(Listen In)
2016.08.27サラトガボールストンスパステークスG2芝8.5f 2着I.オルティスJr.3/4馬身Strike Charmer
0000.10.08ベルモントパークフラワーボウルステークスG1芝10f 1着I.オルティスJr.3/4馬身(Sentiero Italia)
0000.11.05サンタアニタBCフィリー&メアターフG1芝10f 2着I.オルティスJr.ハナQueen's Trust
2017.04.15キーンランドジェニーワイリーステークスG1芝8.5f 2着I.オルティスJr.アタマDickinson
0000.05.27サンタアニタゲイムリーステークスG1芝9f 1着I.オルティスJr.1/2馬身(Goodyearforroses)
0000.07.22サラトガダイアナステークスG1芝9f 1着I.オルティスJr.アタマ(Quidura)
0000.08.26サラトガボールストンスパステークスG2芝8.5f 1着I.オルティスJr.1馬身1/2(Dickinson)
0000.11.04デルマーBCフィリー&メアターフG1芝9f 7着I.オルティスJr.3馬身3/4Wuheida
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繁殖牝馬時代

繁殖1年目の2018年ウォーフロントが種付けされた。その仔を受胎した状態で前年欠場したキーンランド11月繁殖セールに上場され、ヒルンデイルファーム英語版によって420万ドル(当時のレートで約4億8000万円[注 1])で落札された[8]

血統表

レディイーライ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ミスタープロスペクター系
[§ 2]

Divine Park
2004 鹿毛
父の父
Chester House
1995 黒鹿毛
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
父の母
High in the Park
1994 栗毛
Ascot Knight Danzig
Bambee T.T.
Czar's Princess Czaravich
Honor an Offer

Sacre Coeur
2000 鹿毛
Saint Ballado
1989 黒鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Ballade Herbager
Miss Swapsco
母の母
Kazadancoa
1978 鹿毛
Green Dancer Nijinsky
Green Valley
Khazaeen Charlottesville
Aimee
母系(F-No.) 22号族(FN:22-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer5×5×5=9.38%、Nijinsky5×4=9.38% [§ 4]
出典
  1. Lady Eli(USA) 5代血統表. 2019年2月5日閲覧
  2. Lady Eli(USA) 5代血統表. 2019年2月5日閲覧
  3. Lady Eli(USA) 5代血統表. 2019年2月5日閲覧
  4. Lady Eli(USA) 5代血統表. 2019年2月5日閲覧

脚注

外部リンク

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