ラジオワールド
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ラジオワールド(Radio World)は、1996年10月12日[1]からTBSラジオ(2001年9月まで東京放送=TBSのラジオ部門、以後はTBSラジオ&コミュニケーションズ[注 1]→TBSラジオ[注 2])で放送される単発特別番組枠。『TBS50年史』資料編では、「バラエティ・ショー」というジャンル(P185-188)の中で紹介されている[1]。
当項目では、2019年10月6日より2020年3月29日まで日曜12時台前半に設けられていた「RADIO-EX」、2021年4月3日より6月26日まで土曜17時台に設けられていた「サタデースペシャル」といった同種の番組枠についても取り上げる。
概要
従来より設けられていた単発特番枠「TBSラジオスペシャル」(1981年10月18日 - 1997年3月17日。当初は日曜19:00 - 20:00、末期は月曜20:00 - 20:55)[2]と並行する形で開始。第1回は『引退議員永田町にも物申す』[1]。
2001年度からは、原則ナイターオフシーズンの10月から翌年3月にかけての放送となっていた。「TBSラジオ エキサイトベースボールスペシャル」が放送される際は中止、もしくは延期となった。
2011年度は当初設定されず、2012年1月より再開し3月31日まで放送された。2012年度は放送がなかったが、2013年度のナイターオフシーズンより1年半ぶりに再開した。再開第1回放送は2013年10月5日[3]。
2018年度からの3年間は、ナイターオフシーズンの『らんまんラジオ寄席』の放送枠(日曜20時台)でナイターシーズンに放送された。2021年度ナイターシーズンは設定されなかったが、代替枠「サタデースペシャル」の失敗を鑑みて、2022年度は2年ぶりに設定された。2023年度(正確には、『らんまんラジオ寄席』が設定されなかった2022年度下半期以降)は単発特番枠そのものが設定されない。
放送時間
※特記ない限り、時間は日本標準時(JST)。
- 1996年10月:土曜日 19:00 - 21:55[1] ※TBSラジオウェブサイト内に掲載された番組表(参考資料参照)では、22:00までとして扱われていた。
- 1997年4月:月曜日 19:00 - 20:30
- 1997年10月:土曜日 20:00 - 21:00
- 1998年4月:月曜日 21:00 - 21:55
- 1998年10月:土曜日 20:00 - 21:00
- 1999年4月:月曜日 19:00 - 20:00
- 1999年10月:土曜日 20:00 - 20:55
- 2000年4月 - 2001年3月26日:月曜日 21:00 - 21:50[1]
ここから、原則ナイターオフシーズン(概ね10月 - 3月)限定で放送。
- 2001年度:日曜日 19:00 - 20:00 ※土曜日19:00 - 21:00にも同様の枠として『ラジオスペシャル』を編成。
- 2002年度:土曜日 20:00 - 21:00
- 2003年度 - 2005年度:土曜日 19:00 - 20:00
- 2006年度、2007年度:日曜日 19:00 - 20:00
- 2008年度:土曜日 20:00 - 21:00
- 2009年度:日曜日 19:00 - 20:00
- 2010年度:土曜日 20:00 - 20:55
- 2011年度(2012年1月 - 3月):土曜日 18:00 - 19:00
- 2013年度(2013年10月 - 2014年3月): 土曜日 19:00 - 20:00
- 2014年度(2014年10月 - 2015年3月): 日曜日 19:00 - 20:00
- 2015年度(2015年4月 - 9月): 日曜日 23:00 - 23:55
- 2015年度(2015年10月 - 2016年3月): 日曜日 19:00 - 20:00
- 2016年度(2016年10月 - 2017年3月): 日曜日 19:00 - 20:00
- 2017年度:日曜日 19:00 - 20:00
ここから、原則ナイターシーズン(概ね4月 - 9月)限定で放送。
放送内容
その週のテーマによって異なる。開始当時は、小笠原保子(当時TBSアナウンサー)[1][4][注 6][5]または、宮崎総子[5]が交代で[5]ナビゲーターを担当していた[5]。また、1999年当時は長峰由紀(当時TBSアナウンサー)が担当していた[6]。
例として、2015年度上半期について一部取り上げる。
放送日 | タイトル | 出演者 |
---|---|---|
2015年 4月26日 | スペシャルウィークを振り返ろう。TBSラジオぼんやり審議会 | 小林悠、福田里香、みずしな孝之、吉田豪 |
5月3日 | サンデー・ディズニーミュージック・ワールド~LiLiCoと共に~ | LiLiCo |
5月10日 | 愛川欽也さん追悼特別番組『キンキンのラジオが好きだった!』 | 小島一慶、白石冬美 |
5月17日 | 嗚呼、素晴らしき珍論文! | サンキュータツオ、小林悠 |
5月24日 | ミュージカル「ダブル」公演目前スペシャル ~世界初・腹話術ミュージカルの魅力に迫る! | 出水麻衣 |
5月31日 | ハマケン×ヨシアキの赤坂funkastic night ~オレたちのファンクミュージック~ | 浜野謙太、高橋芳朗 |
6月7日 | 初来日!ブロードウェイミュージカル 「ジャージーボーイズ」徹底解説! | 駒田健吾、萩原健太 |
6月14日 | 日曜劇場『ごめんね青春!』DVD発売記念SP! | 初代カバヤキ三太郎、満島ひかり、重岡大毅、風間杜夫、斉藤由貴、坂井真紀、富山えり子 |
6月21日 | 蟹江一平のかにえ道楽~セカンドインパクト~ | 蟹江一平 |
6月28日 | ジェーン・スー 相談はなくても踊る | ジェーン・スー、高橋芳朗 |
7月5日 | ハンセン病と戦争~隔離と差別の記憶をどう受け継ぐのか | 崎山敏也、片桐千晶 |
7月12日 | 戦後70年 サブカルチャーが描いた『敵』 | 石岡良治 |
7月19日 | 爆笑問題太田光が訊く瀬戸内寂聴の戦後70年 | 瀬戸内寂聴、太田光 |
7月26日 | 戦後70年 1万人の声・戦争体験談を聴く | |
8月2日 | 戦後70年 日中学生尖閣や歴史で討論 | |
8月9日 | 小林悠 樺太・70年の家路 | 小林悠 |
8月16日 | ジェーン・スー 相談はなくても踊る | ジェーン・スー、高橋芳朗、DJヤナタケ |
RADIO-EX
2019年秋の番組改編(2019年10月6日)より、『道上洋三の健康道場』(朝日放送ラジオ制作)のネット終了(JRNネット番組から関西ローカルに変更)に伴い空いた日曜12:00 - 12:29[注 7]に放送された単発特別番組枠。
特別編成によるレギュラー番組の移動先として活用されることもある。稀に系列他局制作番組[注 8]のネットに充てられることもあるが、その場合は「RADIO-EX」扱いにならない[注 9]。
2020年春の番組改編(2020年3月29日)にて終了。
サタデースペシャル
2021年春の番組改編(2021年4月3日)より、土曜17時台(開始当初は17:00 - 18:00)で放送された単発特別番組枠。当枠を編成する関係で『ウィークエンドネットワーク』は裏送りへと変更された。
6月5日より17:30 - 18:00に『TikTok Presents 大久保佳代子とトレンド遊び』を編成するため17:00 - 17:30に短縮され、7月3日より17:00 - 17:30に『辰巳琢郎の勝手にコンシェルジュ』を編成するため、1クールで終了となった。
脚注
参考資料
関連項目
外部リンク
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