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ユージア(USEA , Usea)とは、バンダイナムコエンターテインメント(旧ナムコ→旧バンダイナムコゲームス)のフライトシューティングゲーム『エースコンバットシリーズ』に登場する架空の大陸である。
『エースコンバット2』において舞台となる大陸は統合軍統括エリアコード「NA-P2700」と呼ばれていた。その形状は後作のユージア大陸とほぼ同じ形であり、地名も後作にそのまま登場したものの、ユージアという名前で呼ばれていなかった。大陸全体を領土とするUSEA(ユージア)という国家が『エースコンバット3』で初めて登場し、『エースコンバット04』でユージア大陸という大陸名が初登場した。
『エースコンバット04』では「ストレンジリアル」をコンセプトにした世界にある大陸のひとつという設定であったが、その世界は現在のストレンジリアルと違って現実世界に近い地形をしており、その地図によれば歪んだユーラシア大陸のような場所の東にユージア大陸が存在していた[3]。『エースコンバット5』で大規模な設定改変が為され、オーシア大陸やベルーサ大陸の設定に伴ってユージア大陸もこれらの世界に組み込まれ、現在のストレンジリアルが形成された。シリーズが進むごとに細かく設定改変されており、島の形など地形の変化が為されることがある。『エースコンバット7』の発売前に、『エースコンバット3』がストレンジリアルの世界とつながりを持っていることが明確にされた[4]。
『エースコンバット3D』は『エースコンバット』と『エースコンバット2』の再構築作品として発売され、舞台は明確にユージア大陸とされた。NA-P2700という名もユージア同盟軍の統括エリアコードという形になった。
現実世界とストレンジリアルの世界を融合した『エースコンバット インフィニティ』では、ユージア連邦という架空の国家として登場する。
ユージア大陸はオーシア大陸とベルーサ大陸の間に位置している。北はカスケード海、南西はスプリング海、東はユージア海に囲まれている。中央ユージア連合(FCU)とエルジアによる東西対立や、地下資源に恵まれる南部諸国と資源に乏しい北部諸国による南北対立を抱えており、ユリシーズの破片の落着や、オーシア連邦やユークトバニア連邦共和国のような大陸外の大国からの干渉もあり、その複雑な関係によって歴史を通じて数多くの武力紛争が発生している。やがて大陸全土を領土とするUSEAという単一国家となるが、権力はゼネラルリソースとニューコムの二大企業によって掌握され、両者の間で紛争が勃発することとなる。
小惑星ユリシーズ落着の被害を世界で最も受けたユージア大陸では、ユリシーズの破片によっていくつものクレーターが形成された。その数は直径1マイル(約1.6km)以上のものでも30個を超える。下記の主だったクレーター以外にもチョピンブルグやロカロハにも落着痕が見られる[36] ほか、ロスカナスやスカリーといった人口密集地に破片が落着し甚大な被害がもたらされたことが語られている[37]。
現実世界とストレンジリアルの世界観を融合した本作においては、大陸名ではなく「ユージア連邦」という架空の国家として登場する。
2019年、ロシア南西部にある難民特区のイユーリ自治区においてテログループのリーダーであるキャスパー・コーエンが中心となって蜂起し、ユーラシア大陸の実在する国や地域(東アジア、中東、東ヨーロッパ)を統合する形でユージア連邦という国家を樹立した。領土は現実の世界地図に当てはめると、韓国、北朝鮮、台湾、中国、モンゴル、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、バングラデシュ、ブータン、ネパール、インド、スリランカ、パキスタン、アフガニスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン、イラン、イラク、シリア、レバノン、トルコ、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア、モルドバ、ルーマニア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア、モンテネグロ、セルビア、エストニア、ラトビア、リトアニアなどの国や地域と重なり、非常に広範囲に及ぶ。これら以外にも加担している国家も複数あると見られている。
ストレンジリアル世界のユージア大陸がモデルとなっており、国の形もユージア大陸に酷似している。作中でユージア連邦の国旗とみられる旗が映るシーンがあるが、ストレンジリアルに登場するオーシア連邦の国旗の色違いとなっている。
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