モブージュ
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モブージュ(Maubeuge)は、フランス、オー=ド=フランス地域圏、ノール県のコミューン。製鉄業を中心とした工業都市[2]。
Maubeuge | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | オー=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | ノール県 |
郡 (arrondissement) | アヴェーヌ=シュル=エルプ郡 |
小郡 (canton) | 2小郡庁所在地 |
INSEEコード | 59392 |
郵便番号 | 59600 |
市長(任期) |
レミ・ポヴロ (2008年-2014年) |
自治体間連合 (fr) | fr:Agglomération Maubeuge Val de Sambre |
人口動態 | |
人口 |
31 970人 (2009年[1]) |
人口密度 | 1 734.7人/km2 |
住民の呼称 | Maubeugeoises, Maubeugeois |
地理 | |
座標 | 北緯50度16分39秒 東経3度58分24秒 |
標高 |
平均:m 最低:122m 最高:167 m |
面積 | 18.85km2 (1885ha) |
公式サイト | http://www.ville-maubeuge.fr |
県南東部、エノーのコンテに位置する。ヴァランシエンヌの南東、シャルルロワ、リエージュの北東にある。サンブル川が流れる。ベルギー国境はまちの北約7km地点である。ボリナージュ炭田に近接する。最寄の大都市はベルギーのモンスである。パリより北北東に231km[2]。
他に市バス、サンブル川運河がある。
最初に地名が登場するのは256年頃、フランク族がサンブル川とムーズ川の谷へ侵入したときである。彼らは Boden と呼ばれる場所に Mahal という毎年行われる陪審裁判所を維持し、最終的には Malboden という名の集会に機能を渡した。モブージュの名は、中世の古称 Malbodium (マルボディウム)からきている[2]。これは661年頃にモブージュに修道院を建てた聖アルドゴンドに由来する[3]。
エノー伯、ブルゴーニュ公、ハプスブルク家の支配に置かれたのち、モブージュがフランス王国に併合されたのは1678年のナイメーヘンの和約によってであった[2]。1679年、ルイ14世はヴォーバンに命じて城塞をつくらせた。この事業のため、周辺地域やイタリアから労働者8000人が集められ、8年で城壁と、往来可能な2つの門が完成した。
17世紀のモブージュは穏やかな時代を過ごすが、フランス革命戦争とナポレオン戦争でその平穏は破られた。1793年、フリードリヒ・ヨジアス・フォン・ザクセン=コーブルク=ザールフェルトが指揮するオーストリア軍がモブージュを攻撃した。1813年にナポレオン軍がライプツィヒで敗退すると、大同盟軍がフランスへ侵攻、ザクセン=ヴァイマル公軍の攻撃を受けたモブージュ城塞は1814年に包囲戦に勝利している。百日天下の際、ナポレオン軍はモブージュ近郊でワーテルローの戦いに備えて陣を張っていた。ワーテルロー後、モブージュはプロイセン軍に占領され、以降3年間プロイセン軍とロシア軍が駐留した。
産業革命が始まると、シャルルロワで採れる石炭を運ぶサンブル川運河沿いは発展する。1837年以降、高炉や圧延機が川の近くに設置された。1853年、パリ-シャルルロワ間の鉄道路線が開通。ロレーヌとヴァランシエンヌで採れる鉄鉱石によって、間違いなくサンブル川流域の経済が強化された。第一次世界大戦の1914年にはドイツの占領も受けた[2]。
1940年5月、侵攻してきたドイツ軍は焼夷弾でモブージュの旧市街を焼いた。モブージュ市街の90%が失われた。
1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 |
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27 214 | 32 028 | 35 399 | 36 061 | 34 989 | 33 561 | 32 699 |
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