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『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』(マーヴル・スーパーヒーローズ バーサス ストリートファイター、MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER)は1997年にカプコンがアーケードで稼動した対戦型格闘ゲーム。本項目においてはゲームのタイトル、および当時の記述にならいMARVELの表記をマーヴルに統一する。略称は『マヴスト』など。文面には『MSH.vs SF』と記すこともある[5]。
後に家庭用ゲーム機に移植された(#移植版)。
前作『X-MEN VS. STREET FIGHTER』同様の2対2のチーム戦。戦闘は基本は1対1で、好きなタイミングで交代可能のタッグマッチ形式で行われる。スーパージャンプやエリアルレイヴなど、基本のアクションについても概ね前作同様である。
通常、4本の体力ゲージと2本のハイパーコンボゲージが画面には表示され、体力ゲージは各キャラクターごとに1本ずつ、ハイパーコンボゲージはチームごとに2人で1本を共有しており、3レベルまで溜められるシステムになっている。
今作からチームの1人を倒すと、その場でキャラクターが消えるため、ゲーム展開がよりスピーディーになった。次作以降もこの演出が引き継がれ、スタンダードになっている。
本作では対戦前にキャラクターの先発・後発を交換できるシステムが裏技として設けられている。やり方は対戦開始直前のデモでキックボタンを2つ以上押すというもの。
今作ではハイパーコンボでフィニッシュを決めた場合、カナダ人の男性ナレーションボイスで技の名前がコールされる。ただし全てのハイパーコンボに対してボイスがあるわけではなく、隠しキャラクターやメカ豪鬼のハイパーコンボ、ダンの「漢道」などは一括で「Hyper Combo Finish!!」というナレーションになっている。次作『MARVEL VS. CAPCOM』では、全ハイパーコンボが女性ナレーションボイスによる「Hyper Combo Finish!!」に統一された。
今作のみの演出として、対戦前のVS画面や、勝利メッセージ画面で使用(先頭側)キャラクターのボイスが一言流れる。
前作には無かった隠しキャラクターが乱入してくるシステムが設けられた。メカザンギエフ、日焼けしたさくら、シャドウが該当(パートナーとなるキャラクターはメカザンギエフとシャドウがベガ、日焼けしたさくらが豪鬼)。乱入条件は5ステージまでのハイパーコンボ、ヴァリアブルコンビネーションによるフィニッシュの回数などによって決まり、1ステージでもノーマルフィニッシュすると乱入してこない。
各キャラクターについては括弧内のリンク先である英語版ウィキペディアの独立記事も参照。日本版のゲーム中に表示されるアルファベット表記と英語表記が異なるキャラクターは、日本版 / 北米版の順に併記する。
特定のコマンドによって使用可能。この3人は固有エンディングを持っていない。ブラックハートとメフィスト、キャプテン・アメリカとU.S.エージェントで擬似的な同キャラクターチームを作ることが可能だが、スパイダーマンとアーマースパイダーマンは出現コマンドの関係上チームを組むことができない(SS版はアーケードモードを1度クリアすれば同キャラクターでタッグを組めるようになるため可能)。
特定のコマンドによって使用可能。日本版のみキャラクター別エンディングが存在する。
担当声優は名前はクレジットされているものの、ナレーターと憲磨呂を除き役名はクレジットされていない。以下にクレジットされた順に記載する。
1998年10月22日に4メガ拡張RAM専用ソフトとしてセガサターン版が発売され、2色のキャラカラーが追加された。アーケードで6人いた隠しキャラクターは健在であり、条件を満たすとアーケード版では使用不可能だったメカ豪鬼が使えるようになる[9]。
また1999年2月25日には対戦中の交代がないなどのアレンジを加えた『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター EXエディション』(マーヴル・スーパーヒーローズ バーサス ストリートファイター エキストラエディション)としてPlayStation版が発売された。
前作と同様、基本的に交代の無いラウンド制となっているが、本作はラウンドをまたいだ際、勝利側の体力は全回復ではなくヴァイタルソース分までしか回復しない。『EXエディション』独自の「ハイパーキャンセル」や「リカバリーゲージシステム」も前作から引き継いでいる。さらに新たなシステムとして、「ヴァリアブルカウンター」がゲージ消費無しで使用可能になり、「ヴァアリアブルコンビネーション」でもハイパーキャンセルを行えるようになった。
また、前作では対戦専用の隠しシステムであった「クロスオーバー」モードが正式に追加され、両者とも同じ2名のキャラクターで組むタッグ限定ではあるがアーケード版と同じシステムで遊ぶことができる。前作同様、このモードではハイパーキャンセルなどEXエディション独自システムは使用不可。1人用モードでは敵タッグが常にプレイヤー側と同じキャラクターのタッグとなり、操作するキャラクターが戦闘ごとに入れ替わっていく。
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