トップQs
タイムライン
チャット
視点

マリオカート64

『マリオカート』シリーズ2作目 ウィキペディアから

Remove ads

マリオカート64』(マリオカートろくじゅうよん、Mario Kart 64)は、任天堂1996年12月14日に発売したNINTENDO 64ゲームソフトマリオカートシリーズの2作目で、発売当初はコントローラーブロスとセットで販売された。アメリカでは1997年2月10日、ヨーロッパでは1997年6月24日に発売された。

概要 ジャンル, 対応機種 ...
Remove ads

日本国内のNINTENDO 64用ゲームソフトで最多出荷本数を記録した[要出典]

Remove ads

ゲーム内容

前作『スーパーマリオカート』と比べて、3Dによって立体感のある表現になったほか、対戦人数の上限が2人から4人へと増加した[3]

「?マーク(アイテムパネル)」は「アイテムボックス」に変更され、同じ場所で何度でもアイテムを取れるようになっている。1周の間にいくつも配置されているため、アイテム入手のチャンスが増えて逆転しやすくなった。

他にも「バック走行」や「スピンターン」、「ボタン長押しによるアイテムの装備」などのシステムが実装。一方でカートのスピードを上げる「コイン」は廃止された。

ドライバーは8体から選択可能で、以下の3つのタイプに分かれており、それぞれ最高速度、加速力、コーナリング性能などが異なる。同じタイプでも重さに個人差があり、自分より重いカートに衝突するとスピンすることがある。

Remove ads

ゲームモード

マリオGP
8台のカートで競争を行い、コースごとの結果を積み重ねて総合優勝を目指す。プレイヤーが選択しなかったドライバーは敵として登場し、一部のアイテムをランダムで使用する。プレイヤーが4位以内でゴールすれば次のコースへ進めるが、5位以下だとやり直しとなる。
VS
プレイヤー2 - 4台で1つのコースを走り、一番先にゴールすることを目指す。このモードではコース内に妨害キャラクターの「ばくだんミニカー」が配置される。
バトル
専用のコースを走りながら、アイテムを使用した攻撃そのもので勝敗を競う。「アイテム攻撃」「コースアウト」「衝突によるスピン」で風船を1つ失い、3つの風船が全てなくなったら脱落。先に脱落したプレイヤーは「ばくだんミニカー」に変化し、残っているプレイヤーに体当たりすることで一度だけ妨害できる。
タイムアタック
コースを1台のみで走行し、いかに速くゴールできるかを目指す。条件を満たすと、直前の走り方をそっくり再現する「ゴースト」が出現する。「コントローラパック」を利用すると、ゴーストのデータを1つだけ保存することが可能。
Remove ads

他機種版

さらに見る No., タイトル ...

開発

前作に引き続き、本作のディレクターは紺野秀樹が務めた[5]。一方で、宮本茂ら前作の開発チームの大半は本作と並行して開発されていた『スーパーマリオ64』に流れてしまったため、紺野は別の部署に応援を依頼した[5]

本作で初めて3Dが取り入れられたものの、紺野はあまり3Dに詳しくなかったため苦労したと前述の対談の中で振り返っている[5]

NINTENDO 64というハードにおいて、キャラクターを3Dで表現すると処理が重くなるため、同時に8人の3Dキャラクターを画面上に表示させるということはできず、その代わりに様々なアングルから描いた絵を事前に用意し、それをアニメーションのように平面で表現するビルボードという手法が取られた[5]

ゲーム内の効果音に関してドップラー効果を導入したことで、離れたところにいるカートが起こしたアクションに対する音も、正しい位置で可能な限り鳴るようになった[6]

Remove ads

脚注

Loading content...

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads