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アメリカの映画作品 ウィキペディアから
『マイ・インターン』(The Intern)は、2015年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督・脚本・製作はナンシー・マイヤーズ、出演はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイなど。若い女性とその部下になった70歳の男性、2人の世代を超えた交流を描いている[4]。
マイ・インターン | |
---|---|
The Intern | |
監督 | ナンシー・マイヤーズ |
脚本 | ナンシー・マイヤーズ |
製作 |
ナンシー・マイヤーズ スザンヌ・ファーウェル |
製作総指揮 | セリア・コスタス |
出演者 |
ロバート・デ・ニーロ アン・ハサウェイ |
音楽 | セオドア・シャピロ |
撮影 | スティーヴン・ゴールドブラット |
編集 | ロバート・レイトン |
製作会社 |
ワーナー・ブラザース ラットパック=デューン・エンターテインメント ウェイバリー・フィルムズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
2015年9月15日(プレミア上映) 2015年9月25日 2015年10月10日 |
上映時間 | 121分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $35,000,000[2] |
興行収入 |
$194,564,672[2] $75,764,672[2] 17億5000万円[3] |
DEX One社(電話帳作製会社)の役員を退任し、妻と死別した70歳のベン・ウィテカーは、引退生活は退屈過ぎると考えている。 彼は、ブルックリンにある急成長中のファッションのeコマース新興企業、About The Fitで新たに導入されたシニアインターンに応募する。
ベンは誰にでも好印象を与え、採用された5人のシニアインターンのうちの1人である。彼はCEOのジュールズ・オスティンの下で働くことになるが、彼女は最初は彼のことを信用せずに無視する。しかし、ベンはその気さくな性格と人生や仕事に関する有益な助言で同僚たちの心を掴む。
ある朝、ベンはジュールが不満を漏らしていた散らかったデスクを整理し、彼女の信用を勝ち取る。仕事の後、彼はジュールズの運転手が酒を飲んでいるのに気づき、帰るように言い、自分が運転してジュールズを家まで送り届けたところ、数日後には彼が運転手となる。
しかし、ある日、ベンは車中でジュールズに幾つかの個人的な質問をしたことから、ジュールズは副社長のキャメロンに彼の配置転換を依頼する。しかし、その夜、ベンがAbout The Fit社の本社と同じ建物で40年近く働いていたことをジュールズが知り、2人は絆を深める。翌朝、ジュールズは、キャメロンがベンの代わりにドリスを運転手にしたことを知る。ドリスはひどい運転手で、彼女は事故を起こしそうになる。ジュールズは謝り、ベンに戻ってくるように頼み、ベンは受け入れる。
ジュールズはベンに仕事を与え始め、彼は彼女の業務負担を軽減する。ベンはまた、About The Fit社の社内マッサージ師、フィオナとの交際を始める。ジュールズが誤って母親にひどいメールを送信してしまった時、そのメールを母親のコンピュータから削除するためにベンと同僚数人を母親の家に侵入させる。警報機が鳴り、警察が来るが、彼らは辛うじて逃げ出すことが出来た。
ベンはジュールズの家族とも知り合うことになる。彼女の夫のマットは、About The Fit社が軌道に乗り始めた時、自分のキャリアを捨てて娘のペイジのために専業主夫になった。しかし、夫婦が疎遠になるに連れ、結婚生活は徐々に崩壊してきている。ベンはパーティーからペイジを家まで送り届ける途中、マットが浮気していることに気づく。
一方、ジュールズは、予想を超える業務量に対処出来ないのではないかと株主が懸念しているため、CEOの座を社外の人物に譲るよう圧力をかけられていた。ジュールズは、そうすることで家族と家で過ごす時間が増えると考え、その提案を検討するつもりであった。
彼女はベンに、CEO候補者との面接のためサンフランシスコへの出張に同行するよう頼む。サンフランシスコで、ジュールズはマットの浮気について知っているが、対処する準備が出来ていなかったため、彼を責めることはしていないと明かす。
ジュールズは、結婚生活を守るための時間を得るために、CEOを起用することにする。しかし、ベンは彼女に、About The Fit 社を大きくするためにどれだけの努力と情熱を費やしたかを考えるよう強く勧める。突然オフィスに来たマットが、申し訳なく、恥じている、彼女の夢を応援したいので考え直して欲しいと言う。ジュールズはCEOを起用することを止める。
ジュールズは気が変わったと伝えようとベンを探しに出とが、ベンが太極拳をグループで楽しんでいるのを見つける。彼女はついに自分自身をリラックスさせ、太極拳の練習に参加する。それは、彼女が人生のバランスを見つけたことを象徴する行為である。
※括弧内は日本語吹替
本作は2015年9月25日に全米3305館で公開され、公開初週末に1772万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった[5]
本作に対する批評家の評価は肯定派優勢の賛否両論となっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには151件のレビューがあり、批評家支持率は60%、平均点は10点満点で5.7点となっている。
サイト側による批評家の意見の要約は「『マイ・インターン』は上司が女性で部下が男性という時流に即したテーマを十分に掘り下げることができていない。しかし、ハサウェイとデ・ニーロという意表を突く組み合わせがいい雰囲気を作り出している。」となっている[6]。
また、Metacriticには36件のレビューがあり、加重平均値は51/100となっている[7]。なお、本作のCinemaScoreはA-となっている[8]。
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