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圧力によって液体などを吸上げたり送ったりするための機械 ウィキペディアから
ポンプ(喞筒、オランダ語: pomp)は圧力の作用によって液体や気体を吸い上げたり送ったりするための機械[1]。機械的なエネルギーで圧力差を発生させ液体や気体の運動エネルギーに変換させる流体機械である。喞筒(そくとう 、しょくとう)ともいう。
動物の心臓も一種のポンプである。また、機械的なポンプのようにエネルギーの蓄積や移送を行う目的の仕組みに「ポンプ」の語を当てることがある(ヒートポンプ、チャージポンプ、プロトンポンプなど)。
動作原理により、非容積型、容積型、特殊型に分類される。
羽根状の回転子「インペラー」(impeller)をつかうもの。タービンも参照のこと。
半径方向に遠心力で液体に圧力を与える方式のポンプ。
軸方向に液体を吐き出すものを軸流ポンプ(英: axial pump)という。低揚程・大流量に適する。一般に低流量・高揚程側での運転は不可。斜流ポンプに比べケーシング(casing,羽根車が収まるポンプ容器のこと)を小さくできるので、安価となる。吸込性能は他形式のポンプに比べると悪く、キャビテーション(液体が気化し元に戻るときに衝撃が起こる現象)に注意を要する。ポンプ効率も低い。河川排水ポンプに適している。一般的に、全揚程は5メートル程度まで使用可能である。
斜め方向に液体を吐き出すポンプを斜流ポンプ(英語: mixed flow pump,あるいは英: diagonal flow pump.)。遠心ポンプと軸流ポンプの特性を併せ持つ。
回転する部品で圧力を与えるもの。
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往復運動で圧力を与えるもの。
ポンプの性能を表す指標には以下のものが用いられる。
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