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『ポエトリー アグネスの詩』(ポエトリー アグネスのうた、原題:시)は、イ・チャンドン監督・脚本による2010年公開の韓国映画。
監督のイ・チャンドンが、韓国で実際に起きた女子中学生集団レイプ事件から着想を得て制作した。表題の「アグネス」とは、作品内で自殺した少女の洗礼名である。
ミジャは古いアパートで、生活保護を受けながら、娘から預かった中学生の孫チョンウクの面倒を見ている60代の女性。ある日、町内の文化院で偶然に「詩」の講座を受講したことで、詩を書く喜びや歌う喜びを初めて知る。詩の世界に没頭していくミジャだったが、アルツハイマーを発症する。また、チョンウクが同級生を数か月間にわたり輪姦し続け、その女子中学生が自殺したことを知る。関係者たちは事件を公にすることを嫌い、被害者の母親に示談金を支払って、ことを収めようとする。
2010年5月13日に韓国の194館で公開され、初週末に約25万8000ドルを売り上げた[2]。Box Office Mojoの調査によると、2010年8月1日までに韓国での累計興行収入は130万1057ドル(15億4043万8477ウォン)となっている[3]。
Rotten Tomatoesでは56個の評論家レビューで支持率は100%であり、平均点は10点満点で8.6点である[4]。
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