トップQs
タイムライン
チャット
視点
ボーン・トゥ・ラヴ・ユー
クイーンの楽曲 ウィキペディアから
Remove ads
「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」(原題:I Was Born To Love You)は、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルであったフレディ・マーキュリーが1985年に発表した楽曲で、同年に発表されたソロアルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録された。
Remove ads
1991年のフレディ他界後、クイーンのメンバーが1995年に発表したアルバム『メイド・イン・ヘヴン』にて、新たなアレンジを加えたバージョンを制作、収録した。
Remove ads
日本での評価
日本では1980年代後半にノエビアのテレビコマーシャルでフレディのソロバージョンの音源が使用されたが[2]、1996年のキリン一番搾り生ビール[2]、アサヒスーパードライ[2]、2011年のカップヌードル[2][3][注釈 1]のテレビコマーシャル、さらには2004年のTVドラマ『プライド』の主題歌[2]としてクイーンバージョンが使用された。「プライド」の主題歌として起用されたことがきっかけとなりクイーンが再評価、『ジュエルズ』という日本限定のベスト・アルバムが150万枚以上を売り上げるほどの大ブームとなった。
このため日本では「ウィ・ウィル・ロック・ユー」や「伝説のチャンピオン」、「ボヘミアン・ラプソディ」などと並ぶクイーンの代表曲とされ、2005年の来日ツアーでも、アンコールでアコースティック・ギターのみの伴奏によるブライアン・メイとロジャー・テイラーのデュオによる演奏が披露された。またQUEEN + Adam Lambertの来日公演では毎回、クイーンバージョンがアダム・ランバートの歌唱で行われている。
DVD版の『ジュエルズ』では、フレディ版のMVとクイーンのライブ映像を繋ぎ合わせたMVが収録されている。
元プロ野球選手の稲葉篤紀は、北海道日本ハムファイターズの選手時代に得点のチャンス時のテーマ曲として使用し、プロボクサーの田中恒成や武居由樹は入場曲に使用している。
Remove ads
曲のアレンジ
終始8ビート。フレディのソロ・バージョンは、「テクノポップ」とも形容できる、シンセサイザーと打ち込みを多用したと思われるシンプルな構成になっている。イントロはヴォーカルから始まる。
また、クイーンのアルバム『メイド・イン・ヘヴン』に収録されたものは、効果音からスタートし、バックで演奏されているそれぞれの楽器の音の厚みも増している。ギター・ドラム・ベースはそれぞれブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが演奏している。また、フレディのアドリブ・ボーカルは、クイーンの曲「カインド・オブ・マジック」や、フレディのソロ曲「リヴィング・オン・マイ・オウン」から流用している。
パーソネル
ソロ・バージョン
- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル、ピアノ、シンセサイザー
- フレッド・マンデル - シンセサイザー、リズムギター
- ポール・ヴィンセント - リードギター
- カート・クレス - ドラムス
- ステファン・ヴィスネット - ベースギター、フェアライトCMI
- ラインホルト・マック - フェアライトCMI、シンクラヴィア
クイーン・バージョン
- フレディ・マーキュリー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ピアノ、キーボード
- ブライアン・メイ - エレクトリック・ギター、キーボード
- ロジャー・テイラー - ドラムス、パーカッション
- ジョン・ディーコン - ベースギター
シングル収録曲
フレディ・マーキュリー
- 7" single
- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - I Was Born To Love You (Mercury)
- ストップ・オール・ザ・ファイティング - Stop All The Fighting (Mercury)
- 12" single
- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー (旋風ミックス) - I Was Born To Love You (Extended Mix) (Mercury)
- ストップ・オール・ザ・ファイティング - Stop All The Fighting (Mercury)
クイーン
- ボーン・トゥ・ラヴ・ユー - I Was Born To Love You (Mercury)
チャート
フレディ・バージョン
クイーン・バージョン
日本でのタイアップ
カバーしたアーティスト
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads