ベルノキ (Aegle marmelos )[4] [5] [6] とは、ミカン科 ミカン亜科 の落葉 高木 の一種である。原産地はインド およびバングラデシュ である(参照: #分布 )。食用となるが何らかの調理・加工をして食べる方法が目立ち(参照: #食用 )、薬用植物 としては特に下痢 によく効くものとして知られている(参照: #薬用 )。また特徴である3出の葉や果実などに関して、ヒンドゥー教 ではシヴァ神 や時にラクシュミー神 などと結びついた逸話がいくつも存在し聖なる木として知られ、サンスクリット による文献にもビルヴァ (サンスクリット : बिल्व (bilva-))などの名で度々現れる(参照: #文化・宗教的な位置付け )。原産地においてはベルノキにちなんだことわざ もいくつか存在する(参照: #ことわざ )。
記載 されてから半世紀ほどの間は、今日の植物分類体系を通して見れば目 レベルで異なる種(ギョボク属 の Crateva tapia )と同属 と見做されていた(参照: #分類と名称 )。
参考: ベルノキとは分類学的に全く異なる種であるギョボク。文献によってベルノキとの混同が見られるが、ベルノキも始めのうちはギョボクと同じ属に分類されていた。
ベルノキの学名として植物学 的に有効な最初の記載 が行われたものは、リンネ の『植物の種 』(1753年 ) における Crateva marmelos である[2] 。種小名 marmelos はポルトガル語 marmeleira 〈マーマレード 〉の転訛で、インドで現地人が果実をマーマレードにするらしいということに由来する[7] 。しかしリンネが C. marmelos と共に同属の種として記載を行った南米 産の Crateva tapia は今日用いられている植物分類体系APG IV においてはムクロジ目 ミカン科 のベルノキとは全く異なるアブラナ目 フウチョウボク科 ギョボク属 (英語版 ) とされている。南インド のドラヴィダ諸語 での呼び名が分かる文献を見ると、タミル語 では வில்வம் (vilvam、ヴィルヴァム)や கூவிளம் (kūviḷam、クーヴィラム)など(ほかにも存在、詳細は#諸言語における呼称 を参照)、マラヤーラム語 では കൂവളം (kūvaḷaṃ、クーヴァラム)、テルグ語 では బిల్వము (bilvamu、ビルヴァム)など(ほかにも存在、詳細は#諸言語における呼称 を参照)といった呼び名であるが、これらはギョボク (Crateva religiosa )と混同されている[8] [9] [10] [11] 。ドラヴィダ諸語の呼称の一部は印欧語族 のサンスクリット बिल्व (bilva-)あるいは विल्व (vilva-) からの借用によるものであるが、サンスクリットではベルノキの方のみを指すとされる[12] 。ヒンドゥスターン で薬用となる植物などについて列挙した Ainslie (1813 :124) は வில்வயிலை (vilvayilai)〈ヴィルヴァムの葉〉というタミル語名に相当するものを Cratæva religiosa Vahl としているが、キュー植物園 の植物学名目録である Jackson (1893 :637) などはエインズリーのいう Crataeva religiosa はベルノキのこととして扱っている。ベルノキの特徴に関しては#特徴 にて後述するが、ギョボクとは葉が3出で小葉が楕円形、丸い果実をつけるという共通点が見られる[13] 。
ベルノキは1800年 になってポルトガル人 の修道院長 兼科学者のジョゼ・コレイア・ダ・セラ (José Correia da Serra )により果実のつくりがギョボク属とは異なる[注 1] という理由で Aegle という新たな属に移す学説が発表され[14] 、やがてこれが受容されていった。この新属名はギリシア神話 に登場する、世界の西の果てにある園を管理するニンフ の集団ヘスペリデス のうちの一人であるアイグレー (古代ギリシア語 : Αἴγλη )の名によるものである[14] [15] 。ベルノキが属するアエグレ属は単型 である[16] 。
ベルノキは落葉 性高木 であり[5] 、枝に多くの刺を持つ[17] 。樹幹は柔らかく明灰色で樹皮がコルク 質、不規則な薄片となって剥げ落ちる[15] 。
葉は3出の複葉で、小葉は長楕円形、葉縁 は鈍い鋸歯状である[5] 。
花は円錐花序 で両全花、緑白色であり、芳香がある[5] 。
果実は卵-楕円形で径10センチメートル(まれに20センチメートル)、硬い殻を持ち内部は室が不鮮明で果肉は鮮黄色、透明な粘液を含み、扁平な種子が散在する[5] 。
樹木の全体。
落葉期の姿。
葉。この3出の葉はヒンドゥー教の文脈においては
シヴァ神 と結びつけられる(参照:
#文化・宗教的な位置付け )。
花。緑白色である。
果実。
ハンマーを用いて二つに割られた果実。
ベルノキはインド では熱帯乾燥常緑林にも乾燥落葉林にも見られ、赤色の含鉄あるいは砂質ローム の土壌上で生育し得る[15] 。東南アジア においても乾燥林に広く見られる[6] 。
ベルノキは実が食用、根・葉・実が薬用となり、ほかに果実の粘液が水彩画 のニス 、果皮が更紗 用の黄色染料 に用いられたりもする[17] が、原産地で信仰されているヒンドゥー教 とも様々なかかわりが見られる。
東南アジア でも栽培される[6] 。
食用
ベルノキの果肉は食用となり、成熟した果実がマーマレード やシャーベット などに加工される[17] 。果肉を覆う殻はあまりにも硬く、果肉を得たい場合にはまずハンマー やマチェーテ といった道具を用いて殻を叩き割らなければならない[18] 。味は甘酸味なく、やや苦味がある[5] 。インド では英名の bael-fruit で売られ、市場で入手することが可能である[17] 。ベンガル語 圏では果実を細かく刻みシロップ に浸して火を通したベレル・モロッバ(বেলের মোরব্বা 、/beleɾ moɾɔbːa/ )という料理が知られている[19] 。
文化・宗教的な位置付け
シヴァ信仰の一環として、リンガにはベルノキの葉などがお供えされる。インドのジャールカンド州 、ダルマー・ワイルドライフサンクチュアリ (英 : Dalma Wildlife Sanctuary )内の寺院にて。
ベルノキはヒンドゥー教 の神々に関する様々な逸話を持つ。とりわけシヴァ神 とは太古の昔から結び付けられてきた[15] 。暗い色合いの3出の葉はシヴァ神の象徴とされ、シヴァ神の持つ創造・保存・破壊という3つの役割になぞらえられ、葉の形もシヴァ神の3つの目に似ているとされる[15] 。シヴァ神の寺院ではシヴァ神に捧げられた葉がプラサーダ (英語版 ) (神の祝福)として信奉者たちにも与えられる[15] 。『マハーバーラタ 』第12巻「シャンティ・パルヴァ 」(Śānti Parva )では出先で夜を明かす破目に陥った狩人がベルノキに登り、その葉を何枚もむしって地上に落としたところ、実はその日がシヴァラートリ というシヴァ信仰にとって重要な祭日で、木の下にあったリンガ (英語版 ) の上に葉を乗せるなどといったシヴァ信仰における善行を知らず知らずのうちに行っていたためにシヴァ神の恩恵に与ることができたという内容の話が語られ、これと同じ類型の民話がタミル・ナードゥ州 タンジャーヴール県 のティルヴァイガーヴール寺院 (Tiruvaikavur )やヴァーラーナシー にも伝わっている[15] 。
またベルノキはシヴァ神だけでなく、この木を棲み家にしたと信じられる幸運の女神ラクシュミー とも関連付けられる(Gupta (1991 :14–5) )[15] 。『スカンダ・プラーナ 』(Skanda Purāṇa )によればヴィシュヌ神 がシヴァ神を崇めていた時に供物を切らしてしまったが、ラクシュミー神はこの際にベルノキを創り出し、ヴィシュヌ神はその葉を用いてシヴァ神への奉仕を完遂したとされる[15] 。場合によってはラクシュミー神自身がシヴァ神の熱烈な信奉者として描かれることもある[15] 。オリヤー の民話では富と成功の女神であるラクシュミー神が蓮 の蕾1000個をシヴァ神に捧げようと決心し、999個集めたところで残り1個がどうしても見つからなかったが、以前ある詩人が自身の胸を優しい蓮のようだと形容したことを思い出し、乳房の片方をリンガに捧げ、彼女の献身に胸を打たれたシヴァ神が彼女の乳房をベルノキの実に変え、今後はベルノキの若枝も添えない限りいかなる祈りも聞き入れはしないと宣言したと語られている[20] 。ベンガル語 辞書 দাস (1916 :1353) [注 2] もベルノキを表す呼称の一つである শ্রীফল (/sɾipʰɔl/ 、スリポル)の語源解説として、幸運の女神(শ্রী /sɾi/ スリ。ラクシュミー神の別名)が自身の乳房を切り取ってシヴァ神に捧げた逸話を取り上げている。なお、ベンガル語のスリポルとサンスクリット の श्रीफल (śrīphala-) のいずれも共時的に श्री /শ্রী (śrī)〈聖〉+ फल /ফল (phala)〈果実〉と分析することも可能である[21] 。ラクシュミー神をシヴァ神の熱烈な信奉者として描いた伝説はほかにも存在し、それはたとえば以下のようなようなものである。ラクシュミー神はサラスヴァティー神 と共にヴィシュヌ神の妻であったが、ヴィシュヌ神がサラスヴァティー神の方を偏愛したためにラクシュミー神は怒りに燃えてシヴァ神を崇拝しだし、長きにわたって瞑想を続けるも彼女の目の前に彼が顕現することはなく、その後彼女がベルノキに変身したところ彼がその木に棲まうようになった、というものである[22] 。タントラ 教の伝承などによればラクシュミー神は牝牛として生まれ、その糞 からベルノキが生じ、それ故にベルノキは聖なるものと考えられるようになった[22] 。なお、初期ヒンドゥー教の伝説によればベルノキは女神パールヴァティー の額から生じた汗が、創世神話 である乳海攪拌 の際に使われたマンダラ山 (英語版 ) に滴り落ちて生じたものとされる[23] 。
ベルノキはまた複数のインドの名高い文献においても言及が見られる。たとえば祭祀に関する聖典『ヤジュル・ヴェーダ 』(XX.1.8)ではベルノキから得られた材を生贄の柱に用いたとされ、ベルノキは太陽が再び現れた後に起き上がった、と歌われている[15] 。また呪法に関する聖典『アタルヴァ・ヴェーダ 』(XX.136.13)においては、ベルノキは余りにも神聖であるがためにその材を薪として燃やしてはならないと記されている[15] 。そしてヴァールミーキ がまとめた叙事詩 『ラーマーヤナ 』にも複数回登場し、それは以下のようなものである[15] 。
鬱蒼とした森に見られる(1.24.15 )。
実を食べることができて、チトラクータ(Citrakūṭa)の森でベルノキに花が咲き、かつ実もなっている(2.94.8 )。
シーター を誘拐されたラーマ が狂乱状態になりながら行く先々で出会った植物、木、生き物に彼女の行方を尋ねる場面において、ラーマが「おおベルノキよ、黄土の絹をまとい、汝の小葉の如く絹めいた肌で、汝の果の如く丸々として絹めいた胸の者を見かけたらば余に伝えよ」と口走る(3.60.13 )。
パンパー湖と森の様々な木々の描写の中で、ベルノキは若木が魅惑的であるとされている(4.1.78 )。
ランカー島 に渡るための橋を作る際に用いられた木々の一つがベルノキであった(6.22.55 )。
なお、ベルノキは仏典 においても「毘羅婆」の名で現れる[24] 。
ことわざ
ベルノキが生育する地域には、木にまつわる様々なことわざ も見られる。ビハール州 には Phir mundlo bael tar〈ハゲはもはやベルノキの下には敢えて行くまい〉というものがあるが、これはベルノキの実が禿げ頭の人の頭上に好んで落ちてきやすいといわれていることから来ており、日本語 でいえば「羹に懲りて膾を吹く 」に相当する[15] 。また Bel pakal, kaua ke baap la ka?[注 3] 〈ベルノキの実が熟したとしてカラスにとって何の違いがあるだろうか?〉というものがあるが、これはあらゆる果実をつついて穴を開けられるカラスであってもベルノキとなると熟したとしてもなお殻が硬く不可能、ということからきている[15] 。ベンガル語 にもベルノキとカラスの両方が登場することわざ বেল পাকিলে কাকের কি ? (ベル・パキレ・カケル・キ)〈ベルノキの実が熟してもカラスの何になる?〉があり、終わってしまって何の利益も見込めなくなった事象になおも固執し続けている人がいる際に用いられてきた[26] 。
南アジア
インド:
インド・バングラデシュ:
スリランカ:
シンハラ語 : බෙලි (beli)、බෙල (bela)、ශ්රීඵල (śrīphala)、බිල්ව (bilva)、සිරිල (sirila)、නීලමල්ලිකා (nīlamallikā)[注 4] 、බහලත්වච් (bahalatvac)[注 16] 、මඞ්ගල්ය (maṅgalya)[注 17] [注 12] 、මහාකපිත්ථ (mahākapittha)[注 18] 、මහාඵල (mahāphala)、මාලූර (mālūra)、ශාණ්ඩිල්ය (śāṇḍilya)、ශෛලූෂ (śailūṣa)、සදාඵල (sadāphala)、හෘද්යගන්ධ (hr̥dyagandha)、පූතිමාරුත (pūtimāruta)、ප්රාචීන පනස (prācīna-panasa)[注 19] 、මති (mati)、මාළූර (māḷūra)、රුද්ර (rudra)[注 20] 、විල්ව (vilva)、සර්ව සිද්ධි (sarva-siddhi)[注 15] 、සිරිපල (siripala)[44] 、ගොහරීතකී (goharītakī)、පූතිවාත (pūtivāta)、ත්රිශිඛ (triśikha)、අතිමංගල්ය (atimaṅgalya)、ශල්ය (śalya)、ශාලාටු (śālāṭu)、කර්කටාද්වය (karkaṭādvaya)、ශෛල පත්ර (śaila patra)、ශිවෙෂ්ට (śiveṣṭa)、පත්රශ්රෙෂ්ට (patraśreṣṭa)、ත්රිපත්ර (tripatra)、ගන්ධපත්ර (gandhapatra)、ශිවද්රැම [注 21] 、සත්යඵල (satyaphala)、සමීරසාර (samīrasāra)、සත්යධර්ම (satyadharma)[注 22] 、කණ්ටකාඪ්ය (kaṇṭakāḍhya)[注 23] 、ශිතානන (śitānana)[注 24] 、පිතඵල (pitaphala)[注 25] 、සොමහරිත කී (somaharita kī)、පූතිමාරුක (pūtimāruka)、කර්කටක (karkaṭaka)、ශ්රීද්රැම [注 26] 、ශ්රී (śrī)[注 27] 、බහලත්වච (bahalatvaca)[注 16] 、ශ්රී දෙව්යරුද්ර (śrī devyarudra)、කණ්ටකී (kaṇṭakī)[注 28] 、ග්රන්ථිලා (granthilā)[注 10] [43] ;〔花〕ස්වාදු පුෂ්ප (svādu-puṣpa)[注 29] [45]
東南アジア
タイ:
ミャンマー:
ミャンマーおよびタイ:
注釈
具体的には、種子の胚芽 が小さな幼根 や肉質で大きな平凸の子葉 を持ちかつまっすぐであり、胎座 も室を多く持つ果実の中央にあるといった点がフウチョウボク科ギョボク属ではあり得ないというものであった。ちなみに、ここに挙げた特徴はベルノキと同じミカン科ではあるが別属のゾウノリンゴ (別名: ナガエミカン ; 学名: Limonia acidissima 、シノニム : Feronia elephantum )にも当てはまる。
1982年に刊行されたビハール語 の一種ボージュプリー語 のことわざ集には बेल पाकल तऽ कउआ के बाप के का ? (bela pākala ta' kauā ke bāpa ke kā?) というものが収録されている[25] 。
বেলগাছ のように分かち書きされない場合も存在する[41] 。
මං ගල්ය という表記揺れも存在する[43] 。
මහා කපිත්ථ というように mahā と kapittha が分かち書きされる場合もある[43] 。
cf. 梵 : शिवद्रुम (śivadruma-)
cf. 梵 : पीतफल (pī taphala-)〈黄色い果実〉
cf. 梵 : श्री (śrī)〈シュリー、吉祥〉
出典
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Clough (1892 :300, 371, 400, 416, 424, 430, 472, 473, 482, 537, 600, 630, 637, 639, 655, 669, 685, 748, 812) .
ラテン語:
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