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米国の物流REIT ウィキペディアから
プロロジス(Prologis, Inc.)は、カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、主に物流施設に投資、開発、管理、運営しているアメリカ合衆国の不動産会社(REIT)である。2011年6月にAMBプロパティコーポレーションとプロロジスが合併して設立された。
この記事はその主題が日本に置かれた記述になっており、世界的観点から説明されていない可能性があります。 (2023年6月) |
物流プロバイダーの先駆けであると共に、物流プロバイダーのGLPと双璧をなす大手の物流会社である。
2011年に同業2位のAMBプロパティコーポレーション(NYSE:AMB)と合併、世界22か国に延べ5,570万平方メートル、3500棟を超える物流施設を保有、総資産は460億米ドル(約3兆7720億円)におよぶ。AMBは1989年に最初のプライベートエクイティファンドを立ち上げ、物流不動産を始めた。
2009年にプロロジスの業績悪化により、保有資産の一部をシンガポール政府投資公社(GIC)に売却し、GLPが設立された。日本においては、プロロジスが保有する物流施設の大半をGLPが引き継いだ。
株式会社プロロジスはプロロジスの日本法人として1999年に設立された。先進的物流施設「プロロジスパーク」と、都市部のラストワンマイル圏用の「プロロジスアーバン」を開発している。
2009年には、プロロジスの業績悪化により、保有資産をシンガポール政府投資公社(GIC)に売却され、日本においては「日本GLP」が設立され引き継がれた。
2012年にはプロロジス・リート・マネジメント株式会社を設立し、2013年には日本プロロジスリート投資法人が上場した。物流特化型REITとしては、日本ロジスティクスファンド投資法人、GLP投資法人、に次ぐ3番目の上場であった。
2023年には、第一生命保険などとジョイントベンチャー型私募ファンドである「プロロジス・ジャパン・コア・ロジスティクス・ファンド」を設立し、資産規模2,400億円を目指している[4]。
2010年時点で、物流大手の日本GLPとプロロジス(AMB含む)において、日本の物流不動産市場の床面積の51%の供給を行っていた。大手デベロッパーの三井不動産のシェア1%、ハウスメーカーの大和ハウス工業のシェアは2%など、シェアに圧倒的な差がある。
日本の物流不動産市場の主要プレーヤーと床面積シェア(2010)[5]
順位 | 物件名称 | シェア |
---|---|---|
1 | GLP(日本GLP) | 26% |
2 | プロロジス | 15% |
3 | AMB | 10% |
4 | ラサール | 10% |
5 | オリックス | 7% |
6 | 日ロジファンド投資法人 | 6% |
7 | 日本レップ(グッドマン) | 3% |
8 | 野村不動産 | 3% |
9 | 大和ハウス工業 | 2% |
10 | メープルツリー | 2% |
11 | 産業ファンド投資法人 | 2% |
12 | 三井不動産 | 1% |
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